2007年07月25日

正気な目覚めを祈ります。

? 044.jpg (長崎湾口・伊王島、共同墓地の聖母像、夏…)
 日本の司法、ほんとうにどうにかしないと…。でも裁判官は世論にも弱いといいますから、圧力をかけつづけること! 
裁判官の独立を侵す暴挙 宇都宮地裁所長が第4の裁判官として出廷(JANJAN 7/23

 根津公子さんに先立って免職になった増田さんも裁判でたたかっています。
都教委に分限免職処分を受けた増田都子教諭の言い分
 キリスト教がめざす人類共同体は愛による一致。憲法9条は、当然そこへの道しるべ。

「憲法9条は未来を先取りする」西田勝さんの訴え(JANJAN 7/23
9/27は、「9条フェスタ2007」
 
憲法9条および靖国参拝の可否について参院選候補ひとりづつに聞いてみた。
2007年7月参議院選挙・国際社会に出せない「日本の恥」立候補者:自民党リスト
2007年7月参議院選挙・国際社会に出せない「日本の恥」立候補者:民主党リスト
2007年7月参議院選挙・国際社会に出せない「日本の恥」立候補者:その他政党・無所属
戦後責任COMブログ
 渡辺清の『砕かれた神』(岩波現代文庫)・『海の城』(朝日新聞社)・『戦艦武蔵のさいご』(フォア文庫)を最近読みました。日本旧軍隊の非人間的なおぞましさ、戦争で人が死ぬことの無意味さを心の底から痛感しました。戦死は全然美しくないです。
「美しい国」の「美しい死者」はいらない--国家による「慰霊・追悼」に反対する8.15集会

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2007年07月22日

力と強制からではなく、いつくしみと愛による平和を。

cinema_jikan_main.bmp (映画:『私たちの幸せな時間』より)
 アムネスティ・インターナショナル日本より…「アムネスティは、死刑廃止を基本理念のひとつに掲げています。一般に、日本には死刑制度を残した方がいいと考える人が多いと言われていますが、本当にそうでしょうか? 7月14日より全国で公開中の韓国映画『私たちの幸せな時間』公開を機に、アムネスティ日本では、死刑制度について皆さんがどう考えているのかのアンケートを行っています。死刑制度に反対の人も賛成の人も、アンケートにご協力ください。そして、死刑は本当に必要な刑罰なのかを、改めて考えてみませんか。『私たちの幸せな時間』の紹介とアンケートはこちらから」↓
韓国映画:「私たちの幸せな時間」
 韓国から、日本の外務省が米下院の「従軍慰安婦決議」阻止を自衛隊イラク派兵を盾にして求めているとのニュース。これについて、日本政府の外交センスの無さが、恥の上塗りをしているとの評価もでているようです。
日本「慰安婦決議案採択時はイラク戦協力見直す」(中央日報 7/19)
 韓国の若者たちが、憲法記念日に国旗に対する誓いと敬礼に反対する行動をしたそうです。韓国の憲法第一条とは、「@大韓民国は、民主共和国である。A大韓民国の主権は国民にあり、すべての権力は国民から発する」…です。↓
国旗法廃止を主張する奇襲パフォーマンス(レイバーネット 7/17)
 免職の危機にある根津公子・河原井純子教諭を救済させようとしている人からのお便り。↓
河原井さん・根津さんらの「君が代」解雇をさせないために(梶原義行)
 クリスチャン・アカデミーより8/3の「戦争責任」について考える会についてお知らせです。↓
「このとき、歴史に向き合う 〜戦争責任告白をどう生きるか」
 公務員として憲法の「政教分離」原則から縛りを受けているにもかかわらず、参拝を強行し続ける
石原都知事に対して、靖国参拝をやめるように訴える声明と集会のご案内。↓
石原都知事に8・15靖国参拝中止を求める「声明」への団体賛同と、8・3都庁集会への参加のお願い
posted by みつのぶ at 11:09| 東京 ☔| Comment(6) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月18日

その時、君は思い起こすだろう…

? 025.jpg (聖母子像・舟越安武作)
 桜井氏らは、何故「謝る」ことを嫌うのでしょう。子どものときにお母さんに嘘をついたことを謝って、スッキリした思い出はないのでしょうか…。意図的に、事実を事実として認めようとしない不誠実を続けていれば、日本には近隣に友がいなくなってしまう。それこそ安全保障の大問題でしょう。
「慰安婦」決議 桜井よし子さん、お気を確かに(田畑 光永・リベラル21)

 海南島での性暴力被害者のための支援グループ、若い人々の間に賛同者を増やしています!
暴行されたのは私と同じ人間だ〜ハイナン・ネット百数十人に成長(しんぶん赤旗・ゆうpress)
 南京大虐殺の被害者夏さんが、東中野氏を訴えている裁判です。
夏淑琴さん名誉毀損訴訟・第7回(最終)口頭弁論

夏淑琴さんは「ニセ証人」か?−東中野修道氏『SAPIO』論稿をめぐって−
続・夏淑琴さんは「ニセ証人」か?−東中野修道氏『「南京虐殺」の徹底検証』を検証する
 ↓の詩がうたっているように、生徒たちの心の中には、根津さんの行動がいつまでも刻みこまれるでしょう。
市野宗彦さん・根津公子先生に贈る詩:「その時、君は思い起こすだろう」
同上・英語版
再発防止研修裁判判決
 白井さんの木下恵介批評、おもしろそうです。9月・10月の講座も興味深いです。
阿佐ヶ谷市民講座:「木下恵介監督再評価 彼と戦争」・お話:白井佳夫さん
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2007年07月15日

「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目となります」(ヴァイツゼッカー元独大統領)

eccc.jpg 高森草庵慰霊林←説明、クリック)
 後を絶たない厚顔無恥な人々→「性奴隷などという存在は全くなかった」という嘘を、なおも吹聴。
「慰安婦問題の歴史的真実を求める会」の米下院決議案の撤回を求める抗議書
日本文化チャンネル桜
慰安婦:日本の極右学者ら「金を稼ぐための売春行為」(朝鮮日報 7/14)
 日本による侵略戦争、その中で起こったありとあらゆる暴力は、天皇の名においてに命令されたのですが、その最終責任は追求されませんでした。日本国憲法第一章第一条は「象徴天皇」についてです。…ちなみにドイツ連邦共和国基本法第一条は、→「人間の尊厳は不可侵である。これを尊重しかつ保護することはすべての国家権力の責務である。それゆえに、ドイツ国民は、世界のすべての人間共同体、平和および正義の基礎として、不可侵にして譲り渡すことのできない人権を信奉する」。…大日本国憲法第一条は、「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」、第三条は、「天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラス」でした…。
今だからこそ問う 憲法第一章 講演と討論のつどい / 昭和天皇の「やむを得ない」発言
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2007年07月14日

教育は、何をめざすはずなのか?

arifukuch.jpg (上五島・有福教会)
 広田さんの本からは、いつも歯切れの良い分析で「ハッ」とさせられます。シリーズで安倍教育再生について批判しています。まず、国の教育費負担が安すぎる。これでは国は傾きます。↓
広田照幸教授の教育も、教育改革もけしからんシリーズ(NBonline)

地方教育費9年連続減少(JANJAN 7/12)
 米下院の従軍慰安婦問題への声明について、アムネスティが鋭く論評しています。↓
誰に向かって謝らなければいけないのか?性奴隷制をめぐって日本の責任を問う国際社会(アムネスティ・インターナショナル日本)
 「謝罪」こそが被害者と加害者の双方を救うのだ、と主張される西野留美子さんたちがシンポジウムを開きます。↓
7/16VAWW-NET ジャパン総会シンポジウム『謝罪とは何か?』―「慰安婦」問題を巡る「謝罪への抵抗」をいかに克服するか―
従軍慰安婦問題を学び発信する女子学生たちの活動が本に(朝日新聞 7/9) 
 膨大な資金を使っての歴史改ざんキャンペーンは、若い世代に着々と浸透しています。どうすればよいのか。↓
時評=沖縄地上戦だけ仲間はずれ(JANJAN 7/9)
小林よしのり『戦争論』を考える(季刊『中帰連』上杉聰)
 平和と「もう一つ別の(オータナティブ)」世界のための集まり案内です。↓
7/15ドイツ反G8報告集会(ピープルズ・プラン研究所)
8/14〜16[平和のための戦争展2007]
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2007年07月10日

小さな祈りと行動が世界を動かす!

cindy_port.jpg (シンディー・シーハンさん)
 息子さんをイラクで亡くし、反戦運動に携わっておられたシンディー・シーハンさんは、5月に運動からの撤退宣言をしましたが、しばらく休んだ後、力を回復されて、再び立ち上がるとのことです。↓
シンディー・シーハンさんの復帰メッセージ(どすのメッキー@管理人訳)

シンディー・シーハンのブッシュ大統領との戦い
 「防衛」を口実とした殴り込み、アメリカも日本も軍隊の元締めは「防衛省」。↓
ノーム・チョムスキーからヤン・タマスへの手紙
 シン・スゴさんの前作『怒りの方法』(岩波新書)からは学ぶこと、たくさんありました。今度は、「悪あがき」の方法ですか。日々これパッチギしてこそ、成長もあるというもの。↓
「悪あがきのすすめ」 辛淑玉さん語る(JANJAN 7/9)
 「KY」という若者言葉→「空気、読めない」ですって。「あいつはKYで困るぜ…」。内輪の空気はすぐ読むけれど、外の世界の空気が読めないのが、昔からわが国民の欠点。国連は、死刑廃止に向かって動いている。↓

死刑執行モラトリアムを求める決議案、いよいよ国連総会の場へ(国連IPS全訳記事JANJAN 7/9)
 祈りは、不可能を可能にする、死という限界をいのちに開くパッチギだ!!
8/6広島原爆記念日・聖書リレー「詩篇とともに平和と正義を祈る」

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2007年07月08日

「しょうがない」国、なのか…

photo132393.jpg(ドキュメンタリー映画:『ウリ・ハッキョ』金明俊監督と子どもたち)
 わたしたちの身の回りの小さなところで湧き出た「しょうがない」が、山を走り、谷をくだり、川となって、大河の氾濫となるわけですが、どこかでその流れをせき止めることができれば…↓
破れかぶれの「しょうがない節」(マガジン9条 7/4)

伊藤真の憲法手習い塾・第48回「憲法の力と国民の力」(マガジン9条 7/4)

 政府の姿勢をあらわにした久間発言というか、久間という人のありさまそのものでしたが、これはまさに「不適格」内閣ではないのですか?にもかかわらず強行採決された新教育基本法の具体化である教育3法で、不適格教員はますますウリ・ハッキョ(我らの学校)からはじき出されていく。どういう人が「不適格」なのか…、以下生の声です。↓
久間防衛相の辞任について「ガンジーの会」からの緊急声明個認める教育 負の烙印 東京新聞 7/4

 「立法」・「行政」がだめでも、三権にはまだ「司法」がある、かと思うと、…こちらも「しょうがない」?↓
杉並・教科書裁判 「忌避!」の声飛び交い、突然の結審(JANJAN 7/7)
杉並・教科書裁判傍聴記(愛媛教科書裁判原告Oさんより)
NCC靖国問題委員会が上告しないよう要求 空知太神社違憲住民訴訟(Christian Today 7/4)
 つまりあまりに内向きなのではないですか、この国は?↓
世界から見た今のニッポン〜ドイツから「過去の清算、忘却との戦い」(芳地隆之・マガジン9条 7/4)
朝鮮学校の子どもたち 平和の架け橋に〜映画「ウリハッキョ」監督に聞く(JANJAN 7/5)
慰安婦:中国初の資料館、上海に開設=新華社通信《朝鮮日報 7/7)
「盧溝橋」70年 「歴史」のとげ克服を(中日新聞 7/7)

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2007年07月07日

根津公子教諭の解雇を避けるための請願書

simabarafumie.JPG (カトリック島原教会のオブジェ)
★ 
停職6ヶ月という、次は免職しかない「君が代不起立」の根津先生ですが、まず免職にならないよう緊急に救済措置をなんとかせねばと思います。そのために、同僚の先生がともかく一人で動かれて、現勤務先(といっても「停職・出勤」中)の校長に手渡したのが以下の書簡です。――「根津教諭の行動は、卒業式を混乱させたり教育活動を妨害することではなく、生徒や保護者をはじめとする卒業式参列者の思想及び良心の自由が守られること、特に生徒諸君が自ら考え行動することの大切さを訴えるものです」という言葉に共感します。根津さんは、「君が代不起立」というタイトルとしてはやや過激で政治的に挑戦的な響きをもつ行為(…実際行動は40秒の着席沈黙という極めて地味のもの…)で誤解を招きがちですが、その行動は、自己主張や教員自身の思想・良心・信条の自由をまもるためだけではなく、むしろ結局、47年教育基本法の言う「教員=全体の奉仕者」として、生徒や保護者一人ひとりの自由のためなのだと思います。「学習指導要領」だけでは法的根拠が薄いので、校長の「職務命令」で君が代・日の丸への起立斉唱が強要されるわけですが、どんな理由であっても熟慮された決断があるのなら、それに対して命令が強制+処分されるというのは、労働者・教員…である以前に、人間として受け入れがたいこと…ではないでしょうか。
近藤順一さんの「根津公子教諭の解雇を避けるための請願書」
根津公子07停職出勤日記7月
ラベル:君が代不起立
posted by みつのぶ at 09:29| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月05日

歴史の「事実」に聴き入ること

PK2007070202129070_size0.jpg (中国山西省臨県厳家塔村の村人たちから聞き取りをする大野のり子さん)
 今年は「盧溝橋事件」+「南京事件」、つまり日中戦争勃発70年なので、いろいろな行事が続きます。わたしの父母の時代には、戦争における人殺しがあたりまえのように行われていた…。このごろ、こうして憲法のことや平和の問題を考えるようになり、「人間」の本来あるべき姿というものにも少しは意識が向いてきて、そこでわたしたちの歴史について知れば知るほど、そのゆるしがたい酷さに(以前はそれほどでもなく「人間だから、しょうがないか…」くらいに思っていたのですが…)戦慄します。「こんなことは二度と起こってはいけない」と、人類はかつて何度も思ったのでしょうが、しかし歴史をふり返れば、同じ暴力がやっぱり何度も何度もくり返されている。ほんとうに、わたしたちはこれで最後の「終末」に生きているのだということをはっきり自覚すべきだと思います。七夕の夕べは、両方とも聞いてみたいお話がかさなってしまいました。『侵略神社』(新幹社)・『靖国の闇にようこそ−靖国神社・遊就館非公式ガイドブック』(社会評論社)などをお書きになった靖国博士の辻子実さんには何度かお目にかかったことがありますが、深く激しくおもしろく靖国について語ってくださると思います。↓
PP研・連続ラウンド・テーブル「美しい日本を剥ぐ」第2回「靖国神社問題」と安倍政権―政府(旧厚生省)の靖国関与と政教分離原則(憲法20条)の問題をめぐって / <7・7「盧溝橋事件」70年>日中戦争を教訓に、アジアの平和と共生を考える集い 平和遺族会全国連絡会結成記念の集い
「三光作戦」記憶紡ぐ 旧日本軍の中国・共産ゲリラ掃討(中日新聞 7/2夕刊)
 追加!!
7/6 盧溝橋事件70周年記念・「過去を見つめ未来を考える」講演の夕べ・もうひとつの七夕
posted by みつのぶ at 23:37| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月04日

歴史を学び、語り合うこと

image_top.jpg
 コメント欄での熱い語り合い、ありがとうございます。それと関連して、以下の記事は、根津先生らよりも先にすでに免職された増田先生が開いた勉強会についての参加者の報告と増田先生のコメントです。わたしたちの議論とテーマがつながっているように思います。最後の方の「歴史観」の問題というより、「事実を事実として認識する能力」が問題という指摘に納得しました。↓
「増田先生の近現代史シリーズ講座 第1回報告」

 今日、東京外大であった上映会に行ってきました。「事実」は…、ほんとうに重いです。一生を台無しにされた被害者の方々は「従軍慰安婦」などとひとくくりにはできないのですね。戦時の「性暴力」被害者というべき。↓
映画:『ガイサンシーとその姉妹たち』(班忠義監督)上映予定
書籍:『ガイサンシーとその姉妹たち』(班忠義)
柴田さんの感想と書評(社会司牧通信→「バックナンバー」137号をクリック)
 朝日新聞の記者だった松井やよりさんのアイディアなどから設立された早稲田の近くの資料館、近いうちにぜひ訪ねてみたいです。↓
女たたちの戦争と平和資料館

私の夢の実現を皆さまに託します「女たちの戦争と平和資料館」の提案(松井やより20021028
★ 中国での戦争からの帰還者で、ほんとうに例外的に、本当の悔い改めまでたどりついて政治的責任をとり続けている人々。また次の世代の人々が、この「罪のゆるしと和解」という人間の生き方の原点を学ぶことを受け継ごうとしているこのグループは、ほんとうに現代の奇蹟であると思います。↓
二一世紀へ、中帰連の経験と精神をこそ受け継ごう(熊谷伸一郎)
中国帰還者連絡会

posted by みつのぶ at 22:55| 東京 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月30日

「君が代不起立」とフツウの人々

0627-02.jpg (上智大学で『君が代不起立』の河原井純子さん)
 水曜日の聖イグナチオ教会でのお話で、根津公子先生が「今、学校では、君が代・日の丸の問題どころか、『平和』教育』なんていう言葉すら口にするのがはばかれる状況だ」とおっしゃっていたのが印象的でした。処分や内輪から仲間はずれにされるのが怖い、波風たてず、ともかく穏便に今日の日が過ぎていくように…、という多くの人々の本音が、そういう雰囲気をつくってしまっているのでしょう。でも、こうしたひとりひとりの小さなな怠りは、やがて巨大な不正義の洪水となり、いつしか自分もその災禍に巻き込まれてしまうことなのに!
★ 上智大学に来るくらいの学生であっても、本ブログが取りあげているような問題に関心や興味を持つ者はごく少数です。第一、近現代の歴史について何も知りません。知らないから興味も問題意識も生まれないのでしょう。高校までで、歴史を学んでクリティカル・マインドを養ったなんていう学生はほとんどいないようです。小林よしのりのマンガや2ちゃんねるなどで得た「サヨク蔑視」情報を鵜呑みにしている学生もやっぱり一定数いるようです。
 たとえば、こんな反応です…「国旗・国歌をないがしろにする教員を私は全く理解できません。国内的にも国際的にも認められている君が代・日の丸を軽率に扱うことは道徳的にも納得できません。あの女性教員は社会的儀礼を拒否することを正当化していました。では、生徒たちも同様に彼女の授業を拒否できるのでしょうか。もし生徒たちが『思想・良心の自由』を盾に彼女を師とすることを否むのなら、それはゆるされるのでしょうか。私はNOだと思います。私は、彼らの多くが日教組に所属し、教育現場を『不当に支配』してきたことを知っています。日本の教育を崩壊させた責任の一端は彼らにあります。彼らの多くは石原都知事を全面否定するでしょうが、暴走する彼らから公立学校を守るためには処分も当然でしょう。彼らは不偏不党・公正中立を是とする公務員です。それが『思想・良心の自由』を拡大解釈し、生徒を洗脳していく姿は、『子どもたちに自分で考えさせる』などという言葉で美化できません。もし国旗国歌を否定したいなら公立学校ではなく、私立のそういう方針を持つ学校に行くべきです。もっとも国のシンボルを軽んじる人間が世界の人々認められるかは疑問ですが」…、みごとに支配者の論理が刷り込まれています。
 別の反応…「中国などで教えられる歴史なんてほぼ都合のいいように変えられているであろうし、それをうのみにするのは『教育者』としておかしいのではないでしょうか。きみがよで起立するのはあたり前だと思います。会社員が上司にこの仕事をやってこいと言われて、私はいやです、なんて言ったらどうなるかと思います。サッカーの試合などで日本代表を応援するときなどは君が代をうたったり、国旗にほこりを持ったりするくせに、こういうことになればこうなってしまうような日本人は考え直すべきだと思います。そもそも国旗国歌で戦争を思い出すなんて短絡的だと思います。私は戦争を美化する気はさらさらありません。戦争はなくなるのがベストだと思います。大人になればやりたくないことをやらなくてはいけないということもたくさんあると思います。ただそれでいやだからって断るのは子どもだと思ってしまいます。なぜそんなことをしなくてはいけないんだ。いやでもしなくてはならないんだ、と考えるべきだと思います」。…こういうメンタリティーは、戦時中、中国で上官の命令だからと暴れまわった日本兵から進歩しているのでしょうか?
 もちろん多少の混乱も含みながら、根津先生たちに賛同する学生もいます…「『君が代不起立』で、思想の自由を訴えていた女性教師の主張にはおかしい所はありません。あのドキュメンタリー映像は、思想の自由を保障していながら、実はある程度の拘束を行っていたという、日本における表面的な思想の自由を鋭く示唆したものであるのです。私はこのような『思想への拘束』は、かつての日本の歴史において『思想の力』がもたらした影響の大きさについての恐れを日本がぬぐいきれないところからくるのではないかと思います。そして私はその最も強力な力が「キリスト教信仰」だったのだと思います。戦後、日本は宗教などにおいての『自由』を選びましたが、なぜいまだに『拘束』という道をつらぬこうとするのでしょうか?歴史の体験を生かし、『自由』の道へ転換して欲しいです」。…ともかく、テレビやマスコミ、ネットの断片情報にふりまわされ、一つの事象の背景や他とのつながりについてじっくり考えるゆとりも素養ももたない大学生を見ていると、憲法、というより平和で人間らしい世界の建設の前途はほんとうに多難だなと悩みます…。↓
悩みながら―「君が代不起立」根津先生の訴え(JANJAN 6/27 ひらのゆきこ記者)
『君が代不起立』の上智大学上映会 / 都教委糾弾「免職取り消し」裁判報告! / 6月23日の沖縄戦没者追悼式で、沖縄尚学高校付属中学2年の匹田崇一朗君(13)が朗読した平和の詩「写真の中の少年」全文 / 日本国憲法をめぐるたたかい―日本の民主主義は始動した―青 英権 (撫順の奇蹟を受け継ぐ会)
★ 米下院で従軍慰安婦不問題について、いったい何が決議されたのか、確認できます。↓
慰安婦問題に関する米下院外交委の決議案全文
「慰安婦」問題の米下院委決議・断罪された(しんぶん赤旗 6/28)
 主権者であることを「人類の多年にわたる自由獲得の努力(を)…幾多の試練に耐え」(憲法97条)て、受け継ごうとしぶとくねばる方々、がんばってください!
愛媛「つくる会」教科書 “元祖・本人訴訟”の最終弁論(JANJAN 6/28)
 大学生には、石原映画だけでなく、こちらも観て目を見開いてもらいたい。事実さえ見知れば、若い人々は変わりうると期待してます。↓
映画「TOKKO 特攻」−「日系2世の女性」が撮った 「特攻隊」ドキュメンタリー
posted by みつのぶ at 12:53| 東京 ☀| Comment(14) | TrackBack(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月27日

安倍政権への世界からの不信任決議

photo131900.jpg (写真:JANJANより)
 今夕、東京・四ツ谷の聖イグナチオ教会で、『君が代不起立』の根津公子先生のお話をうかがい、とても感慨深かったです。が、それは明日にでも報告させていただくとして、今日はともかく従軍慰安婦問題。…ここに安倍政権の根本的な暴力的体質が、いかに隠しても、隠し切れずににじみ出てきてしまうのだと思います。日本人はなにかと内向きになり、出口のない島国根性で自己規制をしてしまって、それがいつも全体主義の温床となってきたと思いますが、外から見れば、それはやっぱり正気の沙汰ではない集団意識でもありうるのだということをはっきり自覚すべきだと思います。米下院は、おそらく本会議で決議するでしょうが、この決議はどうみても「戦後レジーム」を勝手になし崩しにしようとする一派のモラルに対する明確な"NO"ですね。ここまで言われて、日本国民は自分で判断して安倍への"NO"を言うのか、(それでもやっぱり)言わないのか…。

従軍慰安婦問題 国会前でスタンディング(JANJAN 6/26)

米下院外交委議長と下院議長の意見表明
ラベル:従軍慰安婦 安倍
posted by みつのぶ at 23:34| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月25日

「空の手で」金とパワーの抑圧に静かに抵抗

07060666.jpg (「停職出勤中」の根津公子先生)
★ お誘い:根津公子先生との分かち合い
君が代の強制に静かに立ち向かい6ケ月の停職処分を受けている根津先生をお招きしてお話をうかがい、懇談のときをもちます。是非ご参加ください。

日時:2007年6月27日(水)18:45−20:30

場所:カトリック麹町教会(聖イグナチオ教会)信徒会館203B室
JR・東京メトロ四ツ谷駅下車すぐ、上智大学手前)
参加費無料・申込み不要
連絡先04−7153−4892岩田(カトリック麹町教会メルキゼデクの会) 
根津公子の「07停職出勤日記6月」

 同じ日時にとなりの上智大学でも、ドキュメンタリー映画『君が代不起立』上映会があります。
ドキュメンタリー映画『君が代不起立』上映会With English Subtitles
日時:2007627(水曜日)17001930
場所:上智大学(四谷キャンパス・中央図書館9L921号室)
参加無料・事前登録不要
上映時間87分&河原井純子さん(東京都教員・停職処分中)たちとの質疑応答

★ 教育基本法改悪の具体化である「教育三法」、改憲手続き法である「国民投票法」など、今国会で安倍政権が犯した強行採決は、なんと19件に及ぶそうです。この政治手法がその政治実体そのものを表しているのでしょう。↓
会期延長は安倍総理の「国会私物化」(辻元WEB 6/21)
★ ワシントンポストに従軍慰安婦問題についての意見広告を出した「有識者」たちの名前・略歴を東本高志さんが知らせてくださっています。どれも札付きの方々ですね。↓
有識者リストも付加しました〜ワシントンポスト紙全面意見広告賛同者 (東本高志@大分より)
posted by みつのぶ at 22:50| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月23日

今日は「沖縄慰霊の日」

SatoukibiOkinawa.jpg (Mr. Morita's Homepageより)
 今日623日は「沖縄慰霊の日」。司令官牛島中将らが自決して組織的な抵抗が終結した日だそうです。しかし、軍は徹底抗戦を呼びかけていたので、この後も多くの人々が死傷したそうです。映画『ひめゆり』の中でも、爆弾で吹き飛ばされたり、自動小銃で撃たれた方々の話がでてきましたし、『パッチギ Love & Peace』でもヤップ島の空襲場面が精巧なCGで描かれていて、観ているわたしは激しい恐怖感を覚えました。平常の生活においては、殺人事件などというのは蛇蝎のごとく嫌われ糾弾されるのに、国家公認の大量破壊虐殺活動である戦争というものが現実にあった、今もある、というのは冷静に考えればつくづく「ありえない」ことだと思います。住民95千人を含む24万余人の日本側犠牲者(米軍12500人)をだした沖縄戦、アジアだけでも2千万人以上が犠牲になった日本が始めた戦争というのは、本当にとんでもない国家テロだったと思います。
沖縄県議会「集団自決」意見書可決 本会議、全会一致
沖縄戦関係資料室
 そういう戦争へと日本を導いた同じ志向と勢力が、「食いっぱぐれないこと」・「安全であること」・「生きていくための知恵を身につけること」という、国民の最低限の願望であり、それゆえそれを握れば国民を思うままにコントロールできる「経済」・「軍事」・「教育」というものの支配を着々と進めています。イラクでの戦争協力を続行させる法律が無条件で通り、同じ日に教育3法も強行採決されました。「君が代ピアノ伴奏拒否」の最高裁判決に続いて、「君が代・日の丸」起立斉唱という踏み絵を踏まずにお上に逆らった者たちを、嘱託採用不合格という陰険なやり方で排除した措置に何のおとがめもなしとの判決も出ました。日本の憲法って、いったいなんのためにあるのでしょう? 破られっぱなしだし、それを糾すのにすら膨大なエネルギーが要る。国権の最高指導者をはじめとして、さまざまの場面でこの「最高法規」が平気で踏みにじられても、肝心の司法は知らぬ存ぜぬ、我関せずです。どうしてドイツのように憲法裁判所がきちんと機能しないのでしょう?どうして国民が自分の国に生きることの最も基礎的な約束事にすら信頼と安心をもつことができないのでしょう。「フェアー」であることは、人間が共同生活していくための最低条件ですが、それがちっとも実感できない国です、この日本というのは。参議院選挙の「The争点」とは、辻元清美さんが言ってましたが、たしかに「年金」でも「憲法」でもなくて、「安倍でよいのか?」ですね。
「君が代」強制解雇裁判、不当判決!(湯本雅典撮影編集・YouTube配信)
教育関連3法案の成立に当たって(社会民主党党首福島みずほ談話)
「君が代」不起立 解雇裁判元教員の請求棄却 東京地裁判決 (しんぶん赤旗 6/21
広島平和研究所・浅井基文氏 5・3日比谷憲法集会での発言全文 
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2007年06月20日

不当な人権侵害にパッチギ(頭突→へだてを向こうへ越えていくこと)!

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 教育関連3法、またしても強行採決。怒りは静かに腹におさめて、熟慮し決意した息の長い抵抗へとかたちを変えていくほかはないのでしょうね…、今のところ。委員会のようすと、戦時中、カトリックも含めて多くが妥協した中で、政府に対してきっぱりとした態度をとって弾圧されたキリスト教教派の記念集会のお知らせです↓
教育関連3法強行採決/ホーリネス弾圧記念聖会について

社説:「安倍教育改革」 行く末に不安が膨らむ(秋田魁新聞6/20)
 アメリカの良心を保っておられる方々。クッシング神父は、一昨年の長崎原爆記念諸宗教の集いでお見かけしたことがありました。静かにすべてを投げ打ったアシジのフランシスコのような敬虔さを感じさせる方でした↓
米国にも「9条の会」 オーバビーさんに聞く(JANJAN6/17)
パックス・クリスティ(キリストの平和)ジョージア支部クッシング神父の安倍首相への書簡
★ 映画:『パッチギLOVE&PEACE』を観たのですが、今回は、”石原特攻隊映画”のごときものを引き合いにだしたりして、井筒監督、そこまでやるか…というほど、平和についての非常にはっきりしたメッセージが込められていると思いました。…だから上映している劇場も少ないのか?? それにしても、映画の中の在日家族の結びつきと生きる気力は、わたしのまわりの日本人たちからは失われてしまっているように思えて、うらやましく思いました。その意味でまさに「ラブ&ピース」がテーマだったと思います。総連のビル事件、たしかに意図的なキャンペーンを感じます。
東京地裁の判決と関連 朝鮮総連中央・南昇祐副議長の談話(朝鮮新報6/20)

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2007年06月19日

「従軍慰安婦意見広告」への反発。うその災いは自分に帰ってくる(聖書)

? 115.jpg (殉教地・根獅子の浜を見つめる聖母像−平戸島)
 意見広告は、やぶへびだったようで、アメリカでも反発されているようです。
ワシントンポスト「従軍慰安婦意見広告」にチェイニーら反発。「5つの事実」の要約とコメント、署名者とFAX番号。盧溝橋事件70周年記念・「過去を見つめ未来を考える」講演の夕べ
 教育関連法案は、またしても強行採決されてしまうようです。教職員組合のみなさまごくろうさまです。
「都教委包囲首都圏ネットワーク」より教育関連法案に反対する集会報告
 改憲反対の歌がいくつも集められています。歌詞だけのもあり、直接聴けるのもあり。「じゅんとネネ」のネネさん、『マガジン9条』でもがんばっておられますが、デュエット再開ですかぁ〜、スゴイなぁ。九条ネット・うた&
ラベル:従軍慰安婦
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2007年06月17日

ワシントンポストへの「慰安婦強制性否定」広告について。平和は悔い改めて心を透明にせねば築けません!

the Facts.jpg (「慰安婦強制性否定」の全面広告記事が載ったワシントンポスト紙)
死刑制度について問題提起している映画『デッドマン・ウォーキング』を再見したのですが、死刑囚のマシューは、あれこれ抜け道を探し、(家が貧しかったとか、つき合っていた友達が悪かったとか、薬をやっていてメロメロだったとか、…結局、自分はいつも犠牲者であったと)自分の責任を他に転嫁して、自分がやったことを否定し続けます。けれども、死刑の時刻が近づき、母親や弟たちと最後の面会をした後、「死ぬ前に本当のことを言って」と切願するシスター・プレジャンに、とうとう「自分がやった」と告白します。家族とシスターの愛に気づくことができたからでしょう。「昨晩、生まれて初めて神に祈った、被害者と家族のために」と言うマシューに、シスターは「よかった、今、あなたは『神の子』よ」と励まします。「『神の子』だなんて、誰にも言われたことはなかった。人を本当に愛したこともなかった」と涙ながらに、被害者家族に詫びながら死刑に臨むマシューについて、DVDのコピーには「そのとき彼はもっとも人間らしい顔をしていた」とあります。いっしょに観ていたある人は、「人は、自分が罪人だっていうことは、実はみんなよく知っているけれど、しかし神さまがゆるしを与えようと待ち構えておられることは、ほとんどの人が知らないか、知っていても実は信じようとしていない」…と感想を述べていました。 ヤスパースは、ドイツ人の戦争責任を「刑法上の罪」・「政治上の罪」・「自分の良心に対する道徳上の罪」、そして最終的なものとして、神とか絶対者に対する「形而上の罪」に区別し、それぞれに浄めの償いをなすべきことを訴えます。人からゆるされたりゆるされなかったりするその根底で、最終的なゆるしと和解を得るためには、結局、この最後の次元を無視することはできません。これを無視し、最後まで自分の罪を否定し続けて死んでいくならば、その罪人が入っていく先は、心を最終的な「汝」に打ち明けることができなかった一人ぼっちの「永遠の孤独」である他ないでしょう(…それを「地獄」と呼びます)。罪とは、つまり根本的には、人間が「形而上」の存在を無視し、自分のエゴを絶対化して、そのエゴを神とするところに生じるものなのです。…そのとき、この人間は「神なし」で生きており、それはすなわち「自分が神である」と思っており、それゆえ自分はなんでもできると錯覚し、そこで小さな嘘からアウシュビッツや日本軍の「三光」作戦にいたるまで悪事の大渦に巻き込まれていきます。今回の広告を出した者たちは、いったいマシューのような「人間らしい顔」をしているでしょうか。彼らは国会議員や著名人となり、権力の味をしめたのでしょうが、このように増長し、多くの証拠を無視して歴史を歪曲してまで強がろうとする先にあるのは、前農林相が入っていったのと同じ、最も寂しい闇の孤独でしょう。このような強がりは、ガラスのように脆いもの。事実の前に頭を垂れ、悔い改めて、心を真理に開くことを知らぬこうした人々がやろうとする政治も、結局、脆い闇のわざでしかないでしょう。ほんとうに、こうした闇がそこらじゅうにはびこる日本の政治がなんとか浄められるよう祈らずにはおれません。
日本の国会議員ら、米紙に「慰安婦強制性否定」の全面広告(AFP)
「美しい壺日記」ブログより:広告記事全文と翻訳
 朝鮮半島のメディアからはさっそく非難の声があがっています↓
ワシントンポストへ広告をだした国会議員名、韓国紙の論評
〈論調〉 無能でぜい弱な安倍政権(朝鮮新報 6/16)
〈論調〉 国連地位を占める資格ない (朝鮮新報 6/16)
ラベル:慰安婦 歴史修正
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2007年06月15日

東京都教育委員会の「君が代・日の丸」強制控訴審始まる

? 021.jpg? 020.jpg (「踏み絵」取締り…長崎奉行所のお白州=長崎歴史文化博物館) 「予防訴訟」って何ですか?
昨6月14日に東京都教育委員会の「君が代・日の丸」強制についての「予防訴訟」高裁(控訴審)第1回法廷がおこなわれたそうです。昨年9月21日に東京地裁が、これは憲法違反であるとの判決を出したのに、都側は控訴し、その第1回の審理が行われたわけです。400人以上の原告団ということですから、弁護士さんが映像の中でおっしゃる通り、今後の教育や憲法問題の行く末にとってたいへん重要な裁判ですね。

東京「君が代・日の丸予防訴訟」控訴審開始(しんぶん赤旗 6/15)

日の丸・君が代をおしつけないで〜予防訴訟控訴審はじまる(ビデオプレス・湯本雅典・YouTube配信)
君が代・日の丸による人権侵害市民オンブスパーソン
 たしかに改悪された新教育基本法には、外国人の児童・生徒への対応がまるで欠けています。
在日の子どもに配慮を 文科副大臣に要望書提出(民団新聞 6/13)
posted by みつのぶ at 22:41| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月14日

ドキュメンタリー映画:『ひめゆり』

s-400himeyuri-poster001'.jpg (「忘れたいこと」を話してくれてありがとう。「忘れちゃいけないこと」を話してくれてありがとう…)
「ポレポレ東中野」で上映中のドキュメンタリー映画『ひめゆり』を見てきました。沖縄に行った人ならたいてい訪れる「ひめゆりの塔」や「ひめゆり平和祈念資料館」摩文仁(まぶに)の丘「沖縄県平和祈念資料館」をわたしも3年ほど前に見学して、沖縄の自然や文化とともにたいへん鮮烈な印象を受けたので、これはぜひ見たいと思っていた映画でした。香川京子さんや吉永小百合さんという名女優が出演した昔の劇映画も見ていましたし…。「さとうきび畑」の歌も好きですし。今回の映画は、全編ほとんど、実際にひめゆり学徒であった方々へのインタビューの答えという形の作品でした。監督の柴田昌平さん13年がかりで収録した映像だそうですが、ナレーションもなし、ただお話の合間に入る風景と音楽が美しかったです。出演のみなさんが、ちょうどわたしの母と同年輩ということにも、なんとなくなじみがありました。わたしの母にも「ひめゆり平和祈念資料館」に展示されている写真の少女たちと同じ頃があったのか…とか。ちなみにわたしの母は、東京大空襲を屋根から恐ろしく見ていて、翌日学校に行く道で焼死した方々の惨状も目にしたそうです。元ひめゆりばーばたちのお話には、迫真の力がありました。聞くのがつらいほどの内容ももちろんありますが、わたしとしては、将来への責任として聞いておかねばならぬと思い、一生懸命耳を傾けました。もうしばらくしたら、この方々も帰天されてしまうのだから、なんとしても、今のうちにお話を記録しておかねば…、という監督の意気込みにひきこまれました。この映画でひめゆりの方々からお話をうかがった人は、もはや戦争を肯定できないと思います。人が人を殺すことから起こる全く非人間的な事々は、もう本当にこれっきりにせねばならぬと思います。だれに見てもらいたいかといって、いの一番は安倍首相ですね。「これが、あなたの尊敬なさるおじいさまたちが始めた戦争の結果ですよ。あなたは、これを見て、人間としてなにを思われますか?『自衛軍』をつくって、またこれと同じことを、おじいさまと同様、人々に強いるのですか?」。ひめゆりたちは、「やまとなでしこ」として虜囚の辱めを受けず潔く自決せよ、と教育されたそうです。捕虜になったら、必ず辱めを受けると。いいえ、アメリカ兵は、人道的に扱ってくれました。彼女たちが恐れていたことを中国をはじめ、そこらじゅうでやったのは、日本軍の方でした。つくづく「泥棒を最も恐れるのは、泥棒自身だ」との諺通りですね。日本国憲法は、こうした事態、いや、そんなことをなしうるモラルのなさへの反省から、日本人が新しい人間になろうとしてつくられたのです。その決心を取下げることは、できません。沖縄という土地の魅力なのか、修学旅行で行ったからなのか、若い人々がわりとたくさん見ていてたことに慰められました。
『ひめゆりの塔をめぐる人々の手記』(角川文庫・おすすめです)

ラベル:沖縄 ひめゆり
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2007年06月12日

映画「君が代不起立」上映会+シンポジウムのご案内

68.jpg (「停職・出勤」中の根津公子先生→「根津公子さんのページ」クリック)

◆◆◆映画「君が代不起立」上映会+シンポジウムのご案内◆◆◆
 

★★
四ツ谷聖イグナチオ教会上映会

日時:6月13日(水)18:45−20:30
場所:カトリック麹町教会(聖イグナチオ教会)信徒会館203B室
(JR・東京メトロ四ツ谷駅下車すぐ、上智大学手前)
参加費:無料 

●東京都では「君が代」斉唱時に立たなかっただけで重い処分が課せられます。不起立の教職員たちの不当な「強制」に静かに立ち向かう勇気ある不屈の姿勢を撮ったものです。
6月27日(水)には、重い処分を受けている根津先生に来ていただきお話を伺います。

★★ 上智大学社会正義研究所・連続企画『自由は危ないのか』 

 第一回:ドキュメンタリー映画『君が代不起立』上映会

With English Subtitles

日時:2007627(水曜日)17001930
場所:上智大学(四谷キャンパス・中央図書館9L921号室)
参加無料・事前登録不要
上映時間87分&河原井純子さん(東京都教員・停職処分中)たちとの質疑応答

2003
年に東京都教育委員会が卒業式や入学式での日の丸掲揚・君が代斉唱の「厳格実施」を通達して以来、のべ340人を超える教員が職務命令違反を理由に懲戒処分を受けている。20069月には東京地裁が「強制は違憲」とする判決を下したにもかかわらず、東京都教委は20073月に新たに35人に処分を行った。都教委の処分は累積性を持つことから、現況では20083月についに免職処分(解雇)となる教師が現れることが危惧される事態となっている。

2006
12月にビデオプレス社が公開した『君が代不起立』は懲戒処分に直面している不起立の教職員たちの考え、教育への想いと行動、そして彼らの教え子たちの姿を追ったドキュメンタリー映画であり、これまで各地市民団体、ICU、外国人記者クラブなどにおいて上映会を積み重ねている。

 第2回:シンポジウム

日時:20071011(木曜日)17001930
場所:中央図書館9L921号室
参加無料・事前登録不要・使用言語日本語

「憲法と自由」 高見勝利・上智大学法科大学院教授
「信教の自由と政教分離」 谷大二・さいたま教区司教
「反自由の政治」 中野晃一・上智大学国際教養学部准教授

思想良心の自由、表現の自由に限らず、信教の自由なども含めて今日自由をめぐる問題は実に多岐にわたっている。戦後憲法の中で曲がりなりにも保障されてきた個人の自由がかつてないほどに脅威にさらされていると危惧する声が上がる一方で、逆に「戦後民主主義」の行き過ぎた自由が国家の存続基盤そのものを危うくしているという論調も強くなってきている。

ドキュメンタリー映画『君が代不起立』上映会での問題提起を受けて、自由の現在と将来についての学術的論考と討論を更に進めることが本企画の趣旨である。
 折しも、憲法改定を掲げる与党による国民投票法が制定され、この法律が教員・公務員の「地位利用」を禁止した規定を含むことによって、同様に政権与党の意に沿わない見解を表明した教員は懲戒処分の対象となる可能性も出てきている。私立大学で教育に携わる私たちにとっても他人事ではありえないこの問題を通じて、思想良心の自由について、本学教職員・学生らと議論し考えることが本企画の趣旨である。
posted by みつのぶ at 21:21| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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