★ 今日6月23日は「沖縄慰霊の日」。司令官牛島中将らが自決して組織的な抵抗が終結した日だそうです。しかし、軍は徹底抗戦を呼びかけていたので、この後も多くの人々が死傷したそうです。映画『ひめゆり』の中でも、爆弾で吹き飛ばされたり、自動小銃で撃たれた方々の話がでてきましたし、『パッチギ Love & Peace』でもヤップ島の空襲場面が精巧なCGで描かれていて、観ているわたしは激しい恐怖感を覚えました。平常の生活においては、殺人事件などというのは蛇蝎のごとく嫌われ糾弾されるのに、国家公認の大量破壊虐殺活動である戦争というものが現実にあった、今もある、というのは冷静に考えればつくづく「ありえない」ことだと思います。住民9万5千人を含む24万余人の日本側犠牲者(米軍1万2千500人)をだした沖縄戦、アジアだけでも2千万人以上が犠牲になった日本が始めた戦争というのは、本当にとんでもない国家テロだったと思います。
沖縄県議会「集団自決」意見書可決 本会議、全会一致
沖縄戦関係資料室
★ そういう戦争へと日本を導いた同じ志向と勢力が、「食いっぱぐれないこと」・「安全であること」・「生きていくための知恵を身につけること」という、国民の最低限の願望であり、それゆえそれを握れば国民を思うままにコントロールできる「経済」・「軍事」・「教育」というものの支配を着々と進めています。イラクでの戦争協力を続行させる法律が無条件で通り、同じ日に教育3法も強行採決されました。「君が代ピアノ伴奏拒否」の最高裁判決に続いて、「君が代・日の丸」起立斉唱という踏み絵を踏まずにお上に逆らった者たちを、嘱託採用不合格という陰険なやり方で排除した措置に何のおとがめもなしとの判決も出ました。日本の憲法って、いったいなんのためにあるのでしょう? 破られっぱなしだし、それを糾すのにすら膨大なエネルギーが要る。国権の最高指導者をはじめとして、さまざまの場面でこの「最高法規」が平気で踏みにじられても、肝心の司法は知らぬ存ぜぬ、我関せずです。どうしてドイツのように憲法裁判所がきちんと機能しないのでしょう?どうして国民が自分の国に生きることの最も基礎的な約束事にすら信頼と安心をもつことができないのでしょう。「フェアー」であることは、人間が共同生活していくための最低条件ですが、それがちっとも実感できない国です、この日本というのは。参議院選挙の「The争点」とは、辻元清美さんが言ってましたが、たしかに「年金」でも「憲法」でもなくて、「安倍でよいのか?」ですね。
「君が代」強制解雇裁判、不当判決!(湯本雅典撮影編集・YouTube配信)
教育関連3法案の成立に当たって(社会民主党党首福島みずほ談話)
「君が代」不起立 解雇裁判元教員の請求棄却 東京地裁判決 (しんぶん赤旗 6/21)
広島平和研究所・浅井基文氏 5・3日比谷憲法集会での発言全文

