2008年02月26日

がんばれ!!!「女・東堂太郎=増田先生」←鎌田慧氏の言葉(東堂太郎とは、大西巨人著『神聖喜劇』の主人公)

photo147871.jpg (「9条世界会議」記者会見の様子 2/22)
「9条世界会議」のプレ・イベント「9条ピース・ウォーク」が出発。大きな組織で上からオーガナイズするのでなく、下から草の根で、みんなで苦労しながら輪をひろげていくことが趣旨だそうです。ガンジーのピースウォークのように大きなうねりになると良いですね! 
「9条世界会議」記者会見 ダグラス・ラミスさんら訴え(JANJAN 2/24)
9条ピースウオーク広島出発(中国新聞2/25)

「9条ピースウォーク・メルマガ」ほか

 「9条世界会議」呼びかけ人からのメッセージ
Why not 9?(堤未果)
Why not 9?(雨宮処凛)
Why not 9?(高遠菜穂子)
Why not 9? (成瀬政博)
 上の「9条世界会議」についての記事も、↓の根津さんらについての記事も、ひらのゆきこ記者がていねいに聞き書きしています。
君が代斉唱不起立「停職処分取消訴訟」傍聴報告(JANJAN 2/25)
 2006年3月に、職務上の義務違反による「懲戒免職」とは違う、「分限免職」(個人の責任を問うことなく公務員の身分を失わせて、公務全体の機能を維持することが目的とのこと…)という処分で東京都の中学校教諭をクビになった増田都子氏の近著:『たたかう!社会科教師』を読みました。本当に石原慎太郎都知事直属の東京都教育委員会は、めちゃくちゃアウシュヴィッツ的な場所ですね。増田先生の言い分を読むかぎり、全く理不尽な処分です。先生がおこなってこられた教育実践は、社会科の教員として模範的だと本当に思いますし、わたしが生徒だったころは、先生の授業内容と方法は賞賛されたと思います。しかし今、右翼的な都議や出版社と正面からぶつかると、大新聞やメディアは引いてしまうので、根津さんらよりも知名度も低く、孤立無援になってしまうのが残念。韓国では、テレビが何度も番組をつくったので、たいへん有名なのだそうです。真正面から言うべきことをズバリと言う「笑い上戸、怒り上戸、泣き上戸」の増田先生、心より応援します!
増田都子のホームページ
posted by みつのぶ at 22:33| 東京 ☁| Comment(5) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月22日

「アウシュヴィッツの後、なお詩をうたえるのか?」(Th.アドルノ)

200px-Stamp_Hannah_Arendt.jpg (ハンナ・アーレント:ドイツポスト)
 ユダヤ人政治学者ハンナ・アーレントは、「アウシュヴィッツとは、人間を市民的権利や法の保護が奪われた孤絶状況に投げ込み、自由という人間が人間であることの核心をいかなる抵抗もなしえぬうちに即座に根こそぎ奪い取り、人間を全く無用のものとすることで人間全体の支配を貫徹する、全体主義が行き着く必然の装置である」と言っています(みすず書房『全体主義の起源3』)。そうした絶滅収容所で働いていた人々を取材した『行為者―全く普通の人間がいかに大量虐殺者となったのか』という本を読んだことがありますが、彼らが言うことは、一様に「…あれは仕事だったから。自分は命令に従ったにすぎない」です。わたしたちが生きる世界も、経済・技術・軍事などのためのビューロクラシー機構によって、すでに名前と個性、いのちの痕跡を奪われたものたちが次々と死体処理場に投げ込まれている状況になりつつあるのかもしれないですね。少なくとも、都庁の職員は、生ける屍システムのうちにどんどん巻き込まれているようです。
2月21日都教委定例会:根津さんのトレーナー着用処分の件は一応回避(報告と解説)
わたしをクビにしないで〜根津公子さんの訴え(YouTube)
人間バリケードに訴える根津公子さん
 
女性たちからの、沖縄暴行事件の責任すり替えに対する抗議↓

沖縄暴行被害少女誹謗について(アジア女性資料センター)
 
「9条世界会議」に向けてのピース・ウォーク、24日(日)に、いよいよ出発!
「9条ピースウォーク」メルマガNo.1: 2008年2月18日(月)
★ 2年前のNHKスペシャルで憲法誕生についてのさまざまな貴重な映像が放映されました。奇特な人が全編をYouTubeにアップ・ロードしてくれました↓
NHKスペシャル『日本国憲法の誕生』(1/8)
NHKスペシャル『日本国憲法の誕生』(2/8)
NHKスペシャル『日本国憲法の誕生』(3/8)
NHKスペシャル『日本国憲法の誕生』(4/8)
NHKスペシャル『日本国憲法の誕生』(5/8)
NHKスペシャル『日本国憲法の誕生』(6/8)
NHKスペシャル『日本国憲法の誕生』(7/8)
NHKスペシャル『日本国憲法の誕生』(8/8)

posted by みつのぶ at 21:57| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月14日

「…結局、僕らの闘いは自分自身とのたたかいだったのだ…」(映画:『プラトゥーン』より)

main.jpg
 山田洋次監督・吉永小百合主演の『母べえ』、見てきました。ひたすら暗い時代の暗いお話でした。ある方から、次のような感想を聞きました。→「…わたしから見れば、これは日本の寂しさの映画です。あわれな『怒りを奪われた日本人』のそれです。泣きたくなるような作品でした。愕然としました。涙をさそうだけで、怒りを現すことのできない日本の社会、実に寂しいものです。これ以上でもなくこれ以下でもない、哀れな寂しい映画でした」。そう言われてみればそうとも言えるのですが、わたしは作った人々の善意を感じたし、たしかに「怒り」はないけれども、広島の詩を朗読している吉永小百合さんが演じているというだけで、平和への深い「願い」というか決意・祈りのようなものは感じました。幸いすでに百万人くらいの人々が観たそうで、それは山田・吉永コンビならではのことだと思います。映画館には、子ども連れや若いカップルも多かったし、日本がこんなにひどい時代を経てきているということをまったく知らない人々がとにかくこの映画を観たというだけでも歓迎したいです…。わたしは家に帰ってから、奥平康弘『治安維持法小史』(岩波現代文庫)を読み始めました。
映画:『母べえ』公式サイト
『母べえ』公式ブログ:次世代に伝え残すメッセージ
★ 昨晩NHK・BS2で、1986年の映画:『プラトゥーン』をやっていたので、これも観てしまいました。戦争が人間にもたらす狂気と無意味さが主題だったと思いますが、主人公の最後の言葉「…結局、僕らの闘いは、(戦争という非人間的な状況において、自分の人間らしさをいかに保つのかという)自分自身とのたたかいだったのだ…」という言葉と↓の平良さんのスピーチがつながっているように思いました。
沖縄米兵少女暴行事件・平和市民連絡会・平良夏芽さんのスピーチ(動画)
「綱紀粛正」ではなく軍隊の撤去を! 米兵暴行に緊急抗議集会(JANJAN 2/13)
沖縄戦検定問題が投げかける「いま、なぜ?」を林教授が講演(JANJAN 2/14)
 ある意味で、岩国に沖縄が移ってくるわけですが、本土の人々は、いかに沖縄に無関心であるのかという問題でもありますね。経済(補助金)で、人をもの言わぬ「もの」にしてしまうシステムの…。
若者の心を掴むことが課題 岩国市長選挙密着日記(JANJAN 2/12)
 ビデオを使って一緒に考えようという人々のつながりです。百聞は一見に如かず!
VIDEO ACT! 上映会:「米軍基地の被害。沖縄 高江、東京、そして…」
 社民党が、映像を多用してネットに進出してきました。100人のうち2,3人しか投票しない小政党になったがゆえか、身軽にはなっているようですね。
YouTube:Shaminpartyのチャンネル
SHAMIN・社民党OfficialWeb
SHAMIN-TV
posted by みつのぶ at 17:00| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月11日

「幸せであるためには、心が束縛されてはならないと思います」(長谷川〈劉〉暁子)

sp_photo.jpg (日中戦争時に平和を訴える日本語放送をした長谷川テルと夫の劉仁)
…ようやく多忙が少し緩んだので、またボチボチ始めます…。

今日、『広島発平和のメッセージ 失くした二つのリンゴ 日本と中国のはざまで長谷川テルが遺したもの』〈←番組案内、クリック)というTV番組を見たのですが、その中でテルさんの娘の長谷川暁子さん(15年ほど前に日本に帰化された。文化大革命時代には、3年間奥地の砂漠地方に下放されていた)がしみじみおっしゃった言葉がとても印象に残りました…。→「幸せであるためには、心が束縛されてはならないと思います」。切支丹時代の「踏み絵」、「信教・思想・良心の自由」問題は、人間が人間であろうとするときに、その人間のアイデンティティそのものである心の自由という、一番人間らしい部分を息詰まらせてはならないという問題だと思います。
 「君が代」斉唱時の不起立を理由に嘱託採用を拒否された元教師13名が、都に損害賠償を求めていた事件で、27日東京地裁(中西茂裁判長)が判決を出しました。判決は「不起立を理由に採用拒否をするのは、都教委に許された裁量権を逸脱している」と厳しく都を指弾し、1年分の給料にあたる1人約210万円の損害賠償を命じたものでした。それについて、地裁前の映像と判決文の概要です…

「君が代」嘱託不採用事件で教員側が勝訴(YouTube)
「君が代不起立」教員の採用拒否は違法! 〜東京地裁で勝利判決
 背中に「OBJECTION HINOMARU KIMIGAYO」と書いたトレーナーやTシャツを着用するというのはどうなのでしょう?「そこまで刺激しなくても…」と思ってしまうわたしですが、わが身をふりかえってみれば、自分も職場の部屋のドアに「わたしは教育基本法改悪に反対です」と書いた紙を貼っておりました。…まだ、だれからも咎められておりませんが。
都教育委員会、トレーナー着用問題で根津さんいじめ(YouTube)
根津公子さんのトレーナー着用をめぐる公開質問状

★ 2月10日、卒業式の「日の丸・君が代」強制に反対する集会で、停職処分を受けている 河原井純子教員が「不起立」への思いを語った。「がんばらない あきらめない 楽しみたい つながりたい」−肩肘はらない訴えが観客を魅了した。
けっしてあきらめない・河原井純子(YouTube)
 テレビの討論番組で、小森陽一氏が解釈改憲が進行している状況について吼えておられます…。岩国市では、厚木から岩国への空母艦載戦闘機の移転に反対してきた現市長の井原氏が1800票の差で自公推薦候補に敗れ、これから岩国基地には空母も移転してくるでしょうし、折から高村外務大臣は「自衛隊海外派遣の恒久法をやる」と公言しています。小森氏の言葉を犬の遠吠えのようにさせてはならぬと思います。
朝生憲法改正論議〈1〉
朝生憲法改正論議〈2〉

posted by みつのぶ at 14:05| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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