2007年09月21日

帰ってみたら安倍が消えていたけれど…

xcw.jpg (ベツレヘム:ご存知、キリスト生誕の地。パレスチナ人居住地区だがキリスト教徒が多い。しかし、イスラエル政府は壁を築き、街に入るには厳重なチェックがある)
 ながらくご無沙汰いたしました。おかげさまで無事に帰国しました。お留守番、本当にありがとうございました。…帰ってきたら、宿敵というか、本ブログのそもそもの始まりのきっかけである「教育基本法」改悪強行採決の当事者である安倍氏がいなくなってしまっていました!なんというか、権力というものの恐ろしさとはかなさを感じます。あれほどの脅威も、終わってみればこんなものか…。これで憲法改悪のアラーム度はやや下がったかもしれませんが、権力にとりつく魔の力は、安倍は使い捨てにしましたが、すぐに別の顔・別のやりかたで、再びわたしたちを牛耳ろうとしてくるものでしょう。安倍政権下で経験したことを基にして、さらに学んだことを進化させねばと思います。

安倍首相「麻生にだまされた」(韓国・東亜日報)

素人にも分かり易く、説得力も十分〜『憲法の力』を読んで(JANJAN 9/20
伊藤真の憲法手習い塾・第52回「安倍首相と私の夢」(マガジン9条より)

 しばらくドイツに滞在していたのですが、安倍退陣について、「アフガン問題の先行きを苦慮して」などと報道されていて「えっ?」と思いました。ドイツは、NATO傘下にあり、アフガンに派兵していて、それが国民の悩みの種であるので、それを日本の問題にもすりこんでいるのかと思いました。というのも「テロ特措法」というのは、イラクの米軍を助けるものだとわたしが思い込んでいたから。でも、この法律はイラクのためだけでもないのですね。ともかく、問題なのは、この法律の下で一体なにが行われているのかをわたしたちが全く知らない(知らされていない)ことなのだと思います。それでいながら、あなたはこの法律に賛成ですか、反対ですか、なんてアンケートが行われているのも変ですね。ですので↓

〜テロ特措法を廃案にし、自衛隊の海外派兵を止めるために〜改めて、その目的を問う
 ドイツでは、「安倍退陣」などといっても、一般の人々には遠い遠い話で、その理由や背景などまで知っている人はほとんどいません。最も重厚な「フランクフルター・アルゲマイネ」という新聞ですら(この新聞は、がんらい経済状況からものごとを見ることに強みのあるやや保守的立場なのですが)、「体調不良で退陣か」などと書いていて、それを鵜呑みにして「アベの調子はそんなに悪いのか」なんて尋ねてくる一緒に住んでいる神父たちに実状を説明するのに苦労しました。ただ「緑の党」系の下の新聞だけは、本ブログが問題としてきたような安倍政権の内実をうがって知らせていました。…ドイツ語ですからチンプンカンプンの方がほとんどでしょうが、ご参考まで。写真もなにかとても象徴的です↓
日本、自らを忘れる国(ドイツ『ターゲスツァイツング』9/14)
 従軍慰安婦や靖国など戦争責任問題は、安倍政権の不誠実さが端的に現れたひとつの点だと思いますが、これは、「罪と悔い改め、和解と償いによる救い」というキリスト教信仰の根幹にかかわることだと思うし、こういうところからこそ本ブログも始まっているので、続けて学んで生きたいです。今回ドイツに行ってきても、やはりこの問題への我彼の取り組みには大きな差があると思いました。それは情けないことです。↓の動画、南京大虐殺記念館での日本の若者の言葉の無さをどう見るか…?
10/14『在日朝鮮人「慰安婦」宋神道のたたかい「オレの心は負けてない」』上映会のお知らせ
南京大虐殺記念館を訪ねる〜815日(湯本雅典・ビデオプレス・YouTube配信)
 最後に、以下のような投書をいただきましたが、みなさんはどうお考えになられるでしょう?
「はじめまして!

本HPに、たまたま行き着いたカトリック信者である3等海佐の海上自衛官です。私は幼児洗礼を受けた割には、他の信者の方々の手本になるどころか、「悪い見本」のような信者だと思っていますが、毎日曜日には欠かさず教会に行きミサに預かっています。最近、特に強く感じるようになったのですが、何故教会が政治的発言を強めるようになったのですか。憲法、教育基本法問題等々しかりです。以前はそのようには感じなかったのですが・・・・私は、職業柄からか残念ながら何れの問題についても皆さんとは全く異なった・・・いや180度反対の考えを持っています。教会が政治的な発言を強め、信者相互が信仰とは別の次元で互いに対立し、不信感を募らせるのではないかと危惧しています。現在の教会の姿が続く限り、近い将来私のような信条を持った人間は教会に行くこともできなくなる、教会での居場所がなくなるのではと心配しています。寂しい限りです・・・・」

posted by みつのぶ at 07:16| 東京 ????| Comment(10) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする