2007年06月04日

サミットにだって「もの申す」べきこと

f8.jpg (山口・ザビエル記念聖堂内部)
ドイツで水曜から始まる先進8ヶ国サミットには、地元のドイツではグローバル化に反対して「もう一つ別の世界を!」と訴える人々のアクションが活発化しているようです。カトリックからも先進8ヶ国諸国の司教たちが共同で要望書を提出したそうです。ドイツの司教協議会会長のカール・レーマン《カール・ラーナーの弟子、ラッツィンガー(現教皇)などと共にドイツの神学をリードした神学者》は、暴力的なデモをけん制しながらも、「サミットはもはや巨大な政治ショーに留まるのでなく、世界の実状に実効ある施策をもたらさなければならない。ただ心のこもった、はっきりと決断した処方をもつこと、それだけが子どもたちの将来を守る。…とくに、貧困とのたたかい、環境問題、どこの国に住む人々にも十分な医療が提供されること、女子教育、エイズの克服が重要である」と語ったそうです。
ドイツ・ロストックでの反サミット・デモの様子(ARD:Tagesshau
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それにしても、ドイツの反サミット・デモには一万人が集まったそうですが、日本だったらどうかな〜、と思います。100人くらいではないですかね? 最近、現教皇と社会哲学者のユルゲン・ハーバーマスの対談の基調講演とその解説:『ポスト世俗化時代の哲学と宗教』(岩波書店)を読んだのですが、ハーバーマスのような哲学者が出てくる土壌、つまり宗教や王権・民族主義など特別の権威を前提することなく、あくまでも言論により人間の理性に基づいて民主主義を確立していくという議論がなりたつ社会の基盤、国民がなしうる論理的な思考というものが、残念ながらわが国には全く欠けているなと思わざるをえません。元レバノン大使の天木さんが、9条ネットから立候補するそうですが、そのお話にしても「なにも考えなくて良いから選挙で一票入れて」というのはこういう国民の実状を心得ているからなんでしょうか。そんなふうに考えている元高級官僚の地金がつい出てしまったのか…?
天木直人、数寄屋橋での街頭演説(YouTube

★ サミット諸国のカトリック司教と言えば、わが国もそれに含まれるのですが、日本の司教団のサイトには何も知らされていません。けれども6月1日に、ペトロ岐部ら188人殉教者の列福については、教皇がとうとう認可の署名をしたとのことです。「国是」と真正面からぶつかって、いのちを賭けた人々の祈りが、今のキリスト教と日本の人々にも伝わりますように。
ペトロ岐部ら188人殉教者列福正式決定
 安倍首相を訴える裁判は、裁判官の腰砕けにより、やっぱり苦戦のようです。それでも、訴え続けるべきです!子どもたちが幸せに生きることのできる国をつくるために。
強制退去〜「杉並の不当な教科書採択取り消し裁判」第3回口頭弁論(JANJAN 6/3)

タグ:憲法 改憲
posted by みつのぶ at 01:49| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記