2007年04月25日

明日を「茶色の朝」とさせないために

カール・ヤスパースの『戦争の罪を問う』(平凡社ライブラリー)を読んでいました。彼は、敗戦であらゆる意味でどん底にあったドイツ人に対して、大多数が「ただ標語を求め、服従することを求め、教えこまれた文句を繰り返す以外には問うことも答えることもしない、したがって検討と思索を行い洞察と確信を得て自己の独立を求めること」が足りなかったとして、再出発には、精神的な交流による歩み寄りが不可欠であることを訴えていました。安倍政権とその追随者というのは、まさに上のような人々であるし、首相はあいかわらず、憲法99条の国務大臣の憲法尊重擁護義務を踏みにじって、改憲を煽り立てています。マスコミがこれを垂れ流し続ければ、国民はその気になると思っているのでしょう。
安倍首相、任期中の憲法改正に意欲(TUFニュース速報)
二〇〇二年のフランス大統領選挙でルペンが決戦投票まで進んだ時にファシズムの訪れに警鐘を鳴らした寓話『茶色の朝』や「ナチが教会を攻撃するときまで何もしなかったが、教会を攻撃し始めたときはすべてが手遅れだった」とのM・ニーメーラー牧師の言葉は、他人事ではありません。もう一度読んでみましょう。
「茶色の朝」を迎えないために(JANJAN 2004/6/24)
マルティン・ニーメラーとは(はてなダイアリー)
ニーメラーとその言葉とは(しんぶん赤旗 2006/4/27)
5月3日憲法記念日を「憲法改悪記念日」にしようとしている者たちに対して、つながりあって抵抗しましょう!
5・3日比谷野音憲法集会・銀座一万人パレード(しんぶん赤旗 4/25) 
posted by みつのぶ at 18:43| 東京 ??| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記