真実に対して誠実であろうとしている人なら、「鈍感」であることなんてできません。いつも敏感に心を働かせて光を探しています。嘘をついている人が、「鈍感」を押し通すことができます。ヤクザはそうんなんでしょう。非情になりきれます。どうせ、やっていることは、自分の一番傷つきやすい実存なんかにかかわることではないんだから。自分の心の核とは関係ないこと。自分を完全に誰かの意志の道具にしてしまうだけのこと。どんどん闇の中にも入っていけます。…結局、安倍首相は、アメリカと財界という、「勝つ」ことのみを至上とする者たちの意志の手下、「道具」になりきることへの「鈍感力」だけは合格点の人なのでしょう。彼自身は「美しい国」などと、いかにも自分自身の野望であるかのように見せかけてはいますが、実は、考えなしに鈍感に、暗黒からの指令をそのままこなしているだけです。そういう考えのない人が政府の最高指導者であるというのは、ほんとうに恐ろしいことです。どんなに道理を尽くしても、その敏感な努力を平気で無視して押しつぶすことのできるあの鈍感さが、国中に、教育の中にはびこっていきます。(なにが「教育再生」だ!)。人々は愛が入る必要もない金と力の関係に取り込まれて…、そこで、不安はますます深まるのだけれど、その不安は再び、煽られ易いかっこうの強者の企みの餌食になってしまう。国民はたしかにまったく彼らの思いのままに操作されています。「憲法改正に賛成ですか?」と、突然たずねられたら、(そりゃあ、わたしだって天皇についてなど、改正するべきだと思うところはありますが…)、なんとなく(…もう60年以上たって古びているし…)「はい」と答えてしまうでしょう。9条を変えたい者たちの煽りに乗せられているのですが。なぜ安倍政権は改憲を急ぐのか(上)【JANJAN 4/15】なぜ安倍政権は改憲を急ぐのか(下)【JANJAN 4/17】下の本、読んでみました。安倍首相のまわりには、こういう賢慮を語る人がもはやもぜんぜんいないのでしょうか?『我、自衛隊を愛す 故に、憲法9条を守る』を読んで【JANJAN 4/16】戦争の真実を知ろうと思うほんのちょっとの誠実さがあれば、今の政権の嘘は一目瞭然でしょうに。こういうちょっと前までは当たり前だった誠実さが、安倍氏らによって瓦解させられているのですね。ビデオが語る沖縄教科書検定問題の真実〜「集団自決」の軍関与否定の背景【JANJAN 4/15】上の本の同じ出版社が出している『改定教育基本法、どう読み、どう向き合うか』(かもがわブックレット164、600円)と『安倍流「教育改革」で学校はどうなる』(大月書店 1300円)、ついでに『Q&A知っておきたい天皇のいま・むかし』(歴史教育者協議会・学習研究社 1500円)も読んでみました。とてもおすすめです。安倍はやがて滅びますが、真実はますます輝きます。その日のために。
posted by みつのぶ at 22:49| 東京

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