2007年03月18日

勇気づけられる記事ー「84歳の修士学位」

またまたお留守番投稿者の静川です。昨日、17日の朝日新聞の夕刊14面に素敵な記事があったので少しだけその概要を紹介させてください。
さいたま市に在住の84歳の宇都宮明さんが、聖学院大学院から政治学修士の学位を授与されたことを報ずる丁寧な記事が、卒業式の写真入りで掲載されていました。宇都宮さんは元警察官で、55歳で副検事になる試験を受けて合格した後は、70歳の定年まで簡易裁判所で訴訟を指揮しておられたそうです。2000年の「密室の談合」での森首相誕生の経緯をみて「日本の政治は一体どうなっているんだ」と政治学に興味を抱いた宇都宮さんは、放送大学を経て、一昨年、自宅から通えて、直接先生に質問をぶつけることのできる聖学院に入学。最後に卒業した学校は、家庭が貧しかったこともあり尋常高等小学校でしたが、経歴等から「大卒相当」と認められて院生に。戦時中、徴用された経験を持ち、「昔の日本にもどってはだめ。やはり平和国家に徹しないといけない」との想いを胸に、これから進まれる博士課程では、「大正デモクラシーからなぜ軍国主義、対外膨張主義に走ったか」を掘り下げたいと意欲を燃やしておられるそうです。また、指導教授も戦前の日本を知る80歳の方。「リベラリズムの研究を通じて、保守化を強める政治の現状を一緒に勉強したい」と「エールを送」っておられるそうです。
戦争をぐぐりぬけて、今の日本の繁栄を築いてこられた70代、80代の方のパワーには、いつも尊敬の念を覚えずにはいられません。この夕刊の記事を読んで、ますますこの世代の方々のご健康と、ご活躍を期待したいおもいでいっぱいになりました。戦後うまれの私も、宇都宮さんを見習って、まだまだ頑張らなくては・・。
posted by 静川夏理 at 08:47| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記