2007年02月28日

「ありがとう」ではなく「ごめんなさい」

戦争になったら国のおエラい方々やその子たちから徴兵するという法律があれば、だれも戦争を始めない…と、どなたかおっしゃってましたね。たしかに今の政府や自民党の「自衛軍、自衛軍」とわめいている議員の顔を見ていても、そう思います。自分たちは絶対安全地帯にいながら戦争をうんぬんする。…靖国神社は、死んだ人々に「ごめんなさい」を言うのでなく、「ありがとう」を言うところであることが根本的な問題だ…と、浄土真宗の菱木政晴氏(市民的自由の危機と宗教―改憲・靖国神社・政教分離』白澤社)がおっしゃっていました。「ありがとう」なら、「では、またやりましょう」につながりやすい。でも「ごめんなさい」なら、「もう二度としません」となるはずです。書評『あの戦争をつたえたい』(岩波書店) (JANJAN 2/28)
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君が代伴奏裁判について

「君が代」伴奏拒否の音楽の先生の裁判は散々でした。司法というものに「?」を感じてしまいます。三権の一つであるはずなのに、だいたいいつも他の二権に従属しているみたいです。人が人を裁くのですから、完全さが求められないのは先刻承知ですが、法律の文面ばかり勉強している象牙の塔の少数の人々が、(世間も見ずに?)国家の三分の一権を担うなんてそもそもありでしょうか…?ともかく、「裁判所というのは、世論とか外からの声に案外微妙に左右される…」とある弁護士さんも話しておられたから、懲りずに声を上げ続けるばかりですね。
「君が代」伴奏拒否音楽教諭の上告棄却最高裁 差し戻し少数意見も (しんぶん赤旗 2/28)
君が代判決 「お墨付き」にしてはいけない (毎日新聞 2/28 社説)
Y.S.さんとY.N.さんのメールより
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「プリンセス・マサコ」のその後

天皇が皇室神道の祭司であるのは明白であって、祭祀を司っておられるのは当然でしょう。私的な行為としては、なんら問題ないですが、自民党の一部に「天皇の祭祀等の行為を『公的行為』として位置づける明文の規定をおくべきである」などと言う人々がいることは遺憾です。天皇の位置づけは、憲法論議には本来避けて通れない問題ですが、「タブー」がそれこそここに集中しますね。わたしたちとしても、まず第9条を守ることの方に追われているわけですが。宗教学的には、儀式が中心で漠然とした教義のあいまいな宗教は、政治や国家権力に利用されやすく、それに対してはっきりした宗教的自覚を促す宗教(キリスト教や、浄土真宗など)は、教義ももつし、権力者にとっては、為政の邪魔になることが多い…、と言われますね。政治には(「まつりごと」というくらいで)儀式や顕彰などが不可欠で、どうしても宗教的な要素が混入しますから。その点からすれば、象徴天皇というのは、政教分離問題においては、やはりぎりぎりの線上にあるように思いますが…? 宮内庁殿、もっと情報公開の必要がございます!(PJニュース 2/28)

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チェイニー米副大統領は何のために来日したのか?

たしかにチェイニー副大統領来日の目的が、「日米同盟の重要性を再確認、イラクへの米軍増派の理解、北朝鮮核開発を巡る6者協議への対応などアジアの安全保障について」だというなら、米副大統領が久間防衛大臣と会談しないのはおかしいですね。「久間防衛大臣が先月、イラク戦争に批判的な発言をしたことへの不快感」が理由であろうということで、なんとなく納得させられていますが…。おかしい…?それにしても、イラク戦争への日本の戦費負担がすでに「30兆円以上」というのには、びっくり仰天です。地回りへの貢にしては多すぎないか?これだけのお金を教育や福祉につかったら、どれだけ「美しい国」になることか!!
チェイニー米副大統領は何のために来日したのか? (JANJAN 2/27)
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安倍改憲志向「執念のとりこ」か「コケの一念」か

伊吹文科大臣の「人権メタボリック発言」について、辻元さんが「伊吹大臣は、人権と権利をごっちゃにしておられるようだ」と述べておられますが、「なるほど」と思いました。それにしても、「日本人は同質だ」などと言える人だからこそ、「個人の尊厳」と「人格の完成」をうたった教育基本法を「国策に従う人材の形成」法に変えてしまえたのだな、と思います。同じ人なんて一人もいませんよ。みんな、神さまから一人ひとり全くちがう役割と課題・使命を与えられているんですから。みんな大切な一人ひとり。だからこそ、一人ひとりは誰からも犯されざる内心の自由をもっているし、この尊厳こそ、互いに絶対に守らなければならないものなんですよ。こういうことがわかっていない人は、平気で人を強制して戦争にでも送って人殺しもさせるでしょう。それが、文部科学大臣とは…。安倍首相の改憲志向も「執念のとりこ」かと思っていましたが、辻元さんの秀逸な追及で、なんだ「コケの一念」か、と思えてきましたね。
社民・辻元氏、「古くて、現実離れ」と首相の改憲論批判 (朝日新聞 2/27)
日本の人権は「栄養不足」予算委員会で質問しました(1) (辻元WEB 2/27)
憲法改正は安部総理の「ひとりごと」?予算委員会で質問しました(2) (辻元WEB 2/27)
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2007年02月27日

沖縄の憲法体験はまだ三十五年

憲法第九九条は、「憲法尊重擁護の義務」について、「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」と規定していますが、安倍首相も石原都知事と東京都教育委員会も、全くこれに違反しています。以下の記事を読んでいて、「憲法施行から六十年。沖縄の憲法体験はまだ三十五年でしかない。だが、沖縄で憲法を考えることは常に米軍基地を問うことにもつながってきた」という言葉にドキッとしました。
「改憲論議と報道」 (沖縄タイムス・社説 2/26)

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政治が子どもをいたぶっているのでないですか?

「教員免許法改正案」なんていう法案が通ってしまえば、「君が代不起立」の根津先生のような方は、まっさきに不適格教員として排除されてしまうでしょうね。「主幹」制は、東京都では、すでに2003年から実施されています。それによって「教育委員会」→「校長」→「教頭」→「主幹」→「主任教員」→「一般教員」という垂直的な序列・階層・統制構造が学校に、教育に持ち込まれているわけです。東京には、なんと校長先生にも「一般校長」と「統括校長」がいるのだそうです。先生たちは、校長から一括に五段階評価されて、それが当然、昇進・給与に響く。「不適格教員」はどんどん冷や飯食いの「負け組み」に追いやられてしまうから、教員同士の間にも競争や校長の顔色見る雰囲気がはいってきて、お互いが孤立してしまう。組合は当然、弱体化する。なんと、「職員会議」での挙手・採決すら禁止なのだそうです。学校の最高決定機関は「企画調整会議」という企業の重役会議のようなところ。結局、生徒の声を聞くとか、問題が起こったときに、皆で話し合いで解決するとか、「言葉」と「考えること」と「コミュニケーション」で合意して、支え合い、励まし合い、時間をかけてお互いを培っていくという教育「文化」が衰退させられてしまうわけですね。こんなのが「教育」っていえるのでしょうか?  
教育立て直し どんな「学力」を目指すのか (信濃毎日新聞・社説 2/26)
教育関連法案 副校長・免許更新了承 (読売新聞 2/26)
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2007年02月26日

中央教育審議会での「教育改革関連3法案」審議

 昨日25日、文科省に設置された「中央教育審議会」で、教育基本法改定を受けて今国会で提出される予定の「教育改革関連3法案」についての審議が行われたようです。「学校教育法」「教員免許関連法」「地方教育行政法」について議論されたわけですが、@教員免許の10年ごとの更新制については合意がなされたようですが、A教育委員会にたいする国の「是正指示権」B「教育長人事の(国による)承認制」C私立学校への教育委員会による監督については議論が紛糾しているようです。いずれにしても教育への国家介入が強められる方向にあるのは確かなようです。
免許法改正案など合意 中教審教委改革結論先送り (西日本新聞 2/26)
中教審、教育2法の骨子案を了承 教委改革持ち越し (産経新聞2/26)
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信教の自由と政教分離に関する日本カトリック司教団声明

日本カトリック司教団から、待たれていた「信教の自由と政教分離に関するメッセージ」が発表されました。社会司教委員会や常任委員会名ではこれまでにも同種の声明が出されていましたが、このたびの声明は、「日本カトリック司教団」が一致団結して合同で発表したものとして大きな意味があります。とくに…「政教分離というと、『信仰生活と政治的活動の分離』、つまり、信仰者や宗教団体が政治的な事柄にかかわってはならないことだと誤解されることがあります。しかし、政教分離の原則は国家と宗教団体の関わりを規定するものであって、信仰者や宗教団体が自らの信念に基づいて政治に対して発言したり行動したりすることをさまたげるものではありません。むしろ、カトリック教会はキリストの愛に基づいて、国内と国際間に正義と愛がいっそう広く実行されるよう寄与すること、人間の基本的権利や救いのために必要であれば、政治に関する事がらにおいても倫理的判断を下すこと を、その果たすべき大切な務めとして自覚しています」とはっきり述べていることは注目すべきだと思います。
信教の自由と政教分離に関する日本カトリック司教団声明

あわせて、このメッセージの後押しともなった、今年「列福」(聖人の前段階として、公式の「福者」と宣言されること)される「ペトロ岐部と187殉教者」についてのページもご覧ください。この列福も、たんにヒロイックな事跡をたたえるというよりも、日本における「信教の自由・政教分離」問題の原点としてとらえることが重要であると言われています。
ペトロ岐部と187殉教者列福に向けて
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2007年02月25日

第二東京弁護士会主催憲法シンポジウム(2)憲法9条が変わったら?

前回に続いて、たいへん興味深いパネルディスカッションが、動画と要約記事で提供されています。パネラーの人選がまず卓抜ですし、それぞれの方が期待に答えてご自分の立場から深い話をなさっています。東京都の教育行政を見ていても、権力をもつ側は、それを実行できることを実感するので、自分のやりたいことは必ずいつしか実現してくるものだと思います。自民党は、「戦前の戦争国家なになるようなことは絶対にない」と言っていますが、うのみにするわけにはいきません。
第二東京弁護士会主催憲法シンポジウム(2)憲法9条が変わったら?(JANJAN 2/24)
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2007年02月24日

働く母親が杉並区長選に立候補を表明、「つくる会」歴史教科書の採択批判(JANJAN 2/22)

扶養社の「新しい歴史教科書」は、採択率はごく低くて、その点では不成功でしたが、大きな話題となったので、イデオロギー宣伝としては効果大だったといえるでしょう。都立の中高一貫校で使われるかもしれないらしいですが、「エリート」選別教育と、意図的に自らの歴史の弱みを直視しようとしない虚勢が結びつくことには驚きます。進歩的な住民が多いという印象の杉並区で、この教科書を使わせるような区長が選ばれていたことにも驚きますが、なんとか東京の学校でくりひろげられている精神的暴力がこれ以上ひどくならないようにと願います。 
働く母親が杉並区長選に立候補を表明、「つくる会」歴史教科書の採択批判 (JANJAN 2/22)
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2007年02月23日

格差議論で見落としてはいけないもの

長年都立高校の教員(校長も)をされていた方が、管理化の突出するこのごろの東京都の教職員同士のありさまを次の言葉で慨嘆しておられました――「議論なくして活力なし、納得なくして意欲なし、信頼なくして指導なし、尊敬なくして管理なし」…。結局、人間は機械ではないし、教育はロボットを生産することではないということなのでしょう。ヒトにやる気を起こさせる核とそれをささえるクッションがこの国の社会からなくなりつつある(崩している)ところで、絵空事を語ったり、競争をあおったり、しばりでしめつけても、その結果の成否は、すでに見えているのではないか。この方向で良いのでしょうか?ほんとうに…。格差議論で見落としてはいけないもの (JANJAN 2/23) 格差社会を裏づける就学援助の急増(北海道新聞 2/22)
posted by みつのぶ at 11:10| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

本ブログ「設立思い立ち」のさしかえ

イエズス会社会司牧センターから発行されているニュースレターに、このブログのことなど書かせていただいたので、その記事で「設立思い立ち」をさしかえました。後半で、カトリックとして何故こういう問題にかかわるのかということにもすこし触れてみました。続きを読む
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2007年02月21日

「にくいしくつう」のさびしい子ども(おとな)たち

孤独を感じる(I feel lonely)」と答えた日本の15歳の割合は、平均値7.4%に対して29.8%、「疎外されている(I feel awkward and out of place)」と感じる割合は、平均値9.8%に対し、18.1%。断然世界一孤独な日本の子供たち…。わかりますねぇ…。わたしたちの実感ではないですか、「うつくしいくに」(下から読むと「にくいしくつう」)の… 
もはや「教育大国」ではない日本。寂しい中学生(上)  
もはや「教育大国」ではない日本。寂しい中学生(下)(PJニュース 2/19/21)

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「美しい9条」のリアリティ?

動画で、姜尚中先生と各政党代表が「憲法9条のリアリティー」について語るのなら、本ブログにははずせないな、と思って飛びつきましたが、同じJAJAN記事一覧に並んでいた「『美しい国』より『くいっぱぐれのない国』」をまずのぞいてみたら、こちらの「リアリティー」に圧倒されて、これがわたしたちの国、忙しすぎる(…何のために?)国の実態であるな…と、すっかり共感してしまいました。そうすると、姜先生や各政党の言うことは、安倍氏の「美しい国」のごとく、「美しい第9条」という現実離れした自画自賛なのだろうか?記事を読んで、動画を見てみましょう。
「美しい国」より「くいっぱぐれない国」を (JANJAN 2/21)
「憲法第9条のリアリティーを問う・第二東京弁護士会シンポジウム」 (JANJAN 2/21)
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「冷たい国」ではないか…?

身近に住んでいる若い修道者が、大阪・釜が崎にホームレスの方々の手伝いに行って来て話していました。「ホームレスの方の中には若い人もいましたが、その人は、『今はちょっとなにか失敗すると、2週間で野宿まで直行することもある』と話しておりました」。セーフティー・ネットが効いていないから。死刑のことも、ドイツで「日本ではまだ死刑をやっている」と話したら、「えっ?」と、なんて野蛮なんだ、という顔をされたことがありました。ナチ時代への反省から死刑は禁止されているから。
民間の立場でホームレス実態調査―「虹の会」報告 (JanJan)
フランスで死刑廃止を憲法に、日本は死刑確定囚100人 (保坂展人のどこどこ日記)
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「君が代不起立」ひとりから始まる

あさって上映会があって、主人公の先生方からお話しをうかがうこともできるようです。奈良県の主婦の感想記事と予告編の動画もあわせてご紹介します。 

●2月23日(金)18.30 東京上映会
於:なかのゼロ小ホール

 ミニシンポ「ひとりから始まる」
    制作者 松原明・佐々木有美
    出演者 根津公子・河原井純子
参加費 1000円(前売800円)
主催 河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会 042-571-2921
協賛 ビデオプレス 03-3530.-8588(電話予約)

『君が代不起立』を見て (レイバーネット)

『君が代不起立』予告編(上から4番目)など(動画) (ビデオプレスTV)

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2007年02月20日

素人が弁護人なしで安倍氏を告訴

安倍晋三氏が事務局長であった「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」が中学校歴史教科書の「従軍慰安婦」という記述を削除しろと文部省に圧力をかけたなどの件についての訴訟を自力で行なっているグループの「杉並教科書裁判」第2回口頭弁論を取材した記事です。裁判というのはこういうふうに行われるのか、と臨場感たっぷりです。事件自体もさることながら、このひらのゆきこさんという記者は、教育基本法採決のときに、公聴人の方々が緊急メール署名運動をしたときの記者会見についても非常に詳細でわかりやす記事を書いておられたです。こういう方の地道な努力が、民主主義を支えるのだなと、ほんとうに尊敬します。
素人が安倍晋三を訴えた―「杉並教科書裁判」第2回口頭弁論 (JANJAN 2/20)

米下院に民主党のマイク・ホンダ議員によって提出された「従軍慰安婦」問題の反省を求める決議案には、安倍政権はもちろん不快感を示しています。「反省求める米決議案に麻生外相敵視」 (しんぶん赤旗2/20)

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小泉政治との決別(「とむ丸の夢」ブログより)

人を思考停止に陥れるワンフレーズ・ポリティックス、靖国参拝ショーのような、エモーションを押し通すパーフォーマンス…、あの引きつったきつね目ベートーベン頭の小泉氏は、タレントとしてはおもしろかったかもしれないけれど、内外に日本国を代表する指導者としては、何が大切で意味があるのかをじっくり考えさせることから国民を遠ざけてしまった人物として、はなはだ大きな罪を負っていると前から思っていました。その上、国民の実際生活にも、これほど害悪を残していたとは…「とむ丸の夢」ブログ:小泉政治との決別
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ほころび始めた安倍政権

参院選最優先の与党議員の思惑に押されて、重要だと自分が思っていた法案はみな先送り、格差や貧困に憤る庶民の生活実感を知らないから支持率はどんどん下降、残った教育再生や憲法改定へのアプローチもあまりに粗雑・拙速、安倍政権は内外からほころび始めているようです。マッチョなアーミテージとは対照的な辻元さん、細腕やけど、なにわのどしょっぽねで安倍をどんどん追い込んでや!
安倍「ままごと内閣」を牛耳る影の首相(1) (データマックス 2/19)
安倍総理、庶民の願いがわかっていますか?  (辻元WEB 2/18 )
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2007年02月19日

「思想信条の自由」濫用ではないか(JANJAN 2/19)

「国旗・国歌に対し、敬意を表す態度を拒否する教師」に対する、典型的な批判です。どう答えてやりましょうか? こういう批判をする人には、どこか意図的に現実の全体を見ようとしない、一部を無視して、そこから全体を決めつけようとする態度が根底にあるように思います。それに対して、現実という真理、その光といのちの自由の場に一歩でも近づきたいと願う歩みには、絶えず自分の立場を乗り越え、他者との交わりに心を開くという、視野・地平を広げるための苦しい努力が必要でしょう。国家の主観によって、「何も問わない、何も考えない」という態度がいつのまにか強制されてしまうなら、真理に向かうそういう人間の営みが殺されてしまう。だからこそ、先生たちは敢えて不起立を選ぶのでしょう…続きを読む
posted by みつのぶ at 17:48| 東京 ????| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

都知事選・早く統一候補を決めねば…

昨日の東京マラソン、コンディションがどうとか…、結局、都民の話題になっていて、石原氏はほくそ笑んでいるのでしょう。大衆小説家だから、人々の心の表層のうごきをとらえる勘にすぐれているのは、確かにそうなのですね。このまま「オリンピック」で選挙突入ですか。出たい人は「どうぞご自由に」ですが、「出したい人」の場合は、落合恵子さんが『週間金曜日』のコラムでおっしゃっているように、やっぱりその人の人生があるのだから、都知事選で勝つとか負けるとか、なったらなったで都政のきりもり気遣いなど、これまでの人生がめちゃくちゃにされてしまうわけで、推しにくいこともありますね。「そのまんま東京」の人、どこにいるの?続きを読む
posted by みつのぶ at 17:05| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

何か恐ろしげなニュースですね。

毎日新聞の報道です。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070218-00000038-mai-pol
 >中川氏は「閣僚、官僚のスタッフには首相に対して絶対的な忠誠、自己犠牲の精神が求められる。首相の当選回数や、かつて仲良しグループだったかどうかは関係ない」と強調した。
 このようなことを本当に中川幹事長は言ったのでしょうか。本当だとすると安倍内閣自体の内部からして、まっとうな自由を失ってきているようにも思います。
posted by ライムンド at 01:13| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年02月18日

改憲手続法案の成立阻止に向けた今後の行動予定

自由法曹団から速報として告知されているさまざまな集会の予定です。 
http://www.jlaf.jp/jlaf_file/070214yotei.pdf
posted by みつのぶ at 21:15| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

改憲迫る対日提言(しんぶん赤旗2/18)

思えば、小泉前首相が「改憲、改憲」と言いはじめたのも、このアーミテージ氏のレポートを受けてのことでした。アーミテージ氏は、海兵隊出身、ベトナムの勇士、ランボーのモデル(?)、趣味:アメ・フットと重量挙げ…と、いかにもハリウッド映画のアメリカン・ヒーロ−のような人ですが、産軍複合という強者の味方であり、ただ戦略的に自分らの野望に日本を引き込もうというのは、正義のヒーローらしからぬではないか。日本の改憲勢力の最後の本音は、この強いスーパーマンに自分を託して救ってもらいたいということなのでしょう。
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posted by みつのぶ at 21:04| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

言論の自由と平和憲法は、ペンの力で守れ!(PJニュース2/18)

日本ペンクラブ(井上ひさし会長)の07年初の例会で、教育基本法問題にも活発に発言しておられた辻井喬さんが、「老いと文学、老いの文学」との題で講演されたそうです。氏によれば、「寿命は伸びたが、成熟した年寄りが少なくなった…??」。たしかに憲法・教育基本法問題に必死になっている人々はご年配が多いですね。それは、若者が戦争の実際を知らないからしょうがないのか。「戦争を知る世代が発言しなくなれば、平和憲法が守れない。老いの問題は、戦争と憲法の問題に踏み込むことだ」と、氏はまだまだがんばってくださるようです。続きを読む
posted by みつのぶ at 19:14| 東京 ?J| Comment(1) | TrackBack(1) | 日記

小さな命にも愛を

マザー・テレサは、「生命あるすべてのものに」というの中で
「こんにち、平和を破壊するいちばん恐ろしいものは堕胎です。」と
おっしゃています。
現在、1年間の人工妊娠中絶件数はわかっているだけでも約30万件。
2005年度10代で中絶した女性は3万人を超えるそうです。
キリスト者は、こうした小さな命のいたみ、また女性たちのいたみに
無関心でいていいのでしょうか。無関心でいたまま、生れてきた子の
教育だけに目を向けていくことができるのでしょうか・・・。
声なき「小さないのち」の代弁者として1984年にプロテスタントの牧師
辻岡健象先生によって発足した「小さないのちを守る会」では、小さないのち
を守るためのさまざまな活動をおこなっています。このブログを御覧の方々にも会の存在を知っていただきたく、ご紹介もうしあげるしだいです。といっても自分はここ10数年ただ会費をはらっているだけの会員なんですが・・。
 
小さないのちを守る会  03−3233−4988
101−0062 東京都千代田区神田駿河台2−1OCCビル
 
 
 
posted by 静川夏理 at 09:59| 東京 ?J| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記

2007年02月17日

ありがとうワタダ中尉:イラクへの従軍を拒否(JANJAN2/17)

見えない強制力の「空気」が、アメリカにもあるからこそ、人々もワタダ中尉に注目するのでしょう。先日、中野ゼロホールで、九条の会などの発起人である小森陽一氏と「右翼」の鈴木邦夫氏の対談を聞いたのですが、鈴木氏は元新聞記者でもあり「言葉」をもっておられ、また個人の内心の自由をみとめておられるようでした。だから、それほど怖い感じもなかった…??。テロには、その両方がないわけで、だからその言葉と自由のない閉じた「空気」を人々は怖いと思うのでしょう。さて、安倍政権の政治には、言葉の尊重と内心の自由という中味はあるのだろうか?続きを読む
posted by みつのぶ at 21:52| 東京 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

宮内庁書簡と『プリンセス・マサコ』の出版中止

宮内庁書簡というのは、PJニュースが言うような出版社に圧力をかけた「抗議文」というよりも、ハンセン氏病問題とかかわられた天皇・皇后さまに関する事実誤認についての質問書ですね。現天皇は、東京都教育委員・将棋の米長邦雄氏が「日本中の学校で国旗を掲げ国歌を斉唱させるのが私の仕事であります。頑張っております」と言ったのに対して「強制になるということでないことが望ましいと思います」とおっしゃるような憲法を遵守するお立場であり、平和的な方だと思います。しかしながら、宮内庁の質問書一つで出版を「自粛」するという例の日本独特の「空気」がやっぱり恐ろしいですね。以下、PJニュースと宮内庁書簡→続きを読む
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子どもを産み育てることに夢の持てる社会を(福島みずほ党首の記者会見 2/14)

記者会見の日はバレンタインデーだったそうで、福島さんは野党党首にチョコレートを差し上げたそう。安倍首相には義理チョコもあげなかったのか…??続きを読む
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安倍首相が神でないのはたしかだが…『社会新報』主張(2/14)

安倍首相は、靖国問題や戦争責任について問われると、口癖のように「神のごとく歴史について白黒をつける態度は慎まなければならない」と言ってごまかします。これに対して辻元清美議員は先月の代表質問で、「安倍政権は、歴史の体験から何も学んでこなかった、というほかありません。総理、政治の最大の教科書は『歴史』です。総理のように、歴史認識は歴史家に任せるなどと逃げていて、どうして『戦後レジームからの脱却』などと言えるのですか」と言っていました。この記事は、同様に「…戦争被害者は、『神』の視座で歴史を裁いてほしいのではなく、国策という人為がもたらした惨禍の責任が明らかになることを求めているのだ」と言います。歴史に対する「人間」の責任と「神」の導きはどうつながるのでしょう…?続きを読む
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改憲国民投票法に、おもしろ反対!

直球ばかりで超マジな本ブログですが、変化球でストライクをとっている改憲反対ブログにもリンク→続きを読む
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2007年02月16日

教育再生迷走 教委改革案の拙速さを露呈(愛媛新聞社説2/16)

ひととき緊張した首相の教育再生会議と文科省の中央教育審議会が結局連合して、改悪教育基本法に沿った三法案を提出しようとしているときに、首相のお足元の諮問機関「規制改革会議」から、わたしたちから見ればしごくまっとうな横槍が再生会議と中教審に対して入っています。支持率低下の安倍政権の先行きを見越しての反逆なのか?自民党的玉石混淆自己浄化作用なのか?いずれにせよ、極右タカ派一直線だった政治に水がはいって、すこし安堵します。続きを読む
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「人間環境(人的環境)」問題

 1991年に公布されたヨハネ・パウロ2世教皇の回勅『新しい課題』(原題はレオ13世教皇が1891年に出した初の社会回勅といわれる"Rerum novarum"《新しい事柄》から100年目ということで"Centesimus annuns"《百周年回勅》と題している)には、現代の先進国における「人的環境」問題を指摘する次のような箇所があります。この前後の箇所もかなり面白いと思います。
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日本をポリスに!

直接民主制はギリシアのポリスから。政治(ポリティックス)という語もそこから。政治にウォッチ参加するために、一度開いてみるに値するサイト…。(右の「お気に入りリンク」に加えました)http://seiji.yahoo.co.jp/
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日本の子供は先進国でずば抜けて「孤独」…幸福度調査(読売 2/16)

読売新聞が、(珍しく?…主筆の独裁のために苦しんでいる良心的な記者もいるのでしょう…)、格差社会について、大本営発表的ではないような記事を出していました。「…やっぱり…」、日本の子どもの知的・教育的環境は貧しくなっているのですね。ホモ・サピエンスとネアンデルタール人の違いは、前者が言葉を自在にあやつることができたのに対して、後者は喉の構造上それができなかったところにあったという説を聞いたことがあります。本も読まず、話す相手ももたない孤独な日本の子どもは、サピエンチア(知恵)をますます失って…続きを読む
posted by みつのぶ at 10:23| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年02月15日

「戦争は経済の問題」か?(OhmyNews 2/15)

澤地久江さんは、『人間の条件』を書いた五味川純平の助手から文学活動を始めたそうです。その五味川氏は「戦争は経済の問題だ」と語っていたそうです。雑誌『世界』(2月・3月号)で、澤地さんと佐高信氏が戦争文学について語り合っています。わたしも子どものころ、父の書棚に『人間の条件』があったのは見ていました。その頃は長編すぎて読めませんでしたが、映画は池袋の「文芸座」だったでしょうか、のちに見た覚えがあります。つくづく戦争は厭だなと思いました。この記事では、現代のテロ戦争は、全然儲けにならないことが述べられています。続きを読む
posted by みつのぶ at 21:28| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

日の丸・君が代処分撤回訴訟提訴(JANJAN 2/15)

今年も卒業式のシーズンがちかづいてきました。日の丸・君が代処分の不当性を確認した昨年9月21日の東京地裁判決に対して、東京都をはじめ地方教育行政がどのような態度でくるのか注目されます。今年はこの処分事件の黒幕石原氏が立候補する都知事選もあり、安倍政権は参院選では憲法改定を争点とするなどと言っています。日の丸・君が代処分は、おかみに従わない教職員を排除するための「踏み絵」以外のなにものでもありません。カトリックとしては、「踏み絵」で多くの殉教者を出し、潜伏せざるを得なくなったのですから、思想・良心・信条の自由に対する最も具体的な抑圧としてこの問題を注視し、熟慮したいものです。続きを読む
posted by みつのぶ at 21:04| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

「不都合な真実」

後期ハイデッガーの言葉に、「住まうということのうちにこそ、人間の本質はあり、しかも死すべきものの地上における滞在の意味での人間存在の本質がある」「死すべきものは、住まうことによって四つなるもののうちにある。住まうことの根本性格は、しかしていたわることだ。」というのがあります。「四つなるもの」というのは、ハイデッガーに拠れば大地と蒼穹、死すべきものと、神々しきもの、だそうです。
 直接には憲法や教育基本法と関係ないかもしれませんが、広い意味でそうした人間の営みを支えてくれている空や大地の存在も、今、まさに危機に瀕しています。温暖化の問題は、特にアメリカでは、政治的に「不都合な真実」として顧みられないように情報操作されているようです。映画にもなりましたが、科学的な根拠のある温暖化の真実をわかりやすく伝えてくれる本が出版されているので、ぜひ紹介させていただきたく、またまた投稿させていただきました。
 
 「不都合な真実」 アル・ゴア 著  枝廣淳子 訳  ランダムハウス講談社
 
 
posted by 静川夏理 at 18:12| 東京 ????| Comment(7) | TrackBack(0) | 日記

『1984年』

『1984年』(“Nineteen Eighty-four”)

イギリスの小説家、G.オーウェルの風刺的未来小説。1949年刊。前作『動物農場』では動物寓話の形によって、スターリンの独裁政治を痛烈に批判したが、『1984年』でもこのテーマをさらに徹底的に追及し、オセアニア、ユーラシア、イースタシアの三超大国が対立する1984年の世界を描いている。「偉大な兄弟」という独裁者が君臨するオセアニアでは、「平和省」が戦争を、「愛省」が思想統制を遂行し、「豊富省」が窮乏をもたらしている。一切の情報、歴史は「真理省」によって独裁者の思うままに改竄、抹消、捏造されて、国民の行動はテレスクリーンに絶えず映し出され、思考も、権力者による思想統制に都合のよいようにつくられた新言語である「ニュースピーク」という枠にはめこまれ、政府の思うままにあやつられてしまう。作者はここで、真理省に勤務する下級官吏の主人公ウィンストン・スミスの運命を通して、恐るべき未来全体主義への絶望感を表現している(『ブリタニカ国際大百科事典』より)

ご参考までに。

 安倍首相の政権構想「美しい国、日本」は失礼ながらこの「ニュースピーク」に該当するものを感じてしまうのですが…。オーウェルの小説では「戦争は平和である…」といったプロパガンダが語られていた記憶があります。

posted by ライムンド at 02:13| 東京 ??| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

教育基本法改定に抗する大学人有志のアピール集会

 少し前の話ですが、昨年の12月15日に東大の教育学部での教育基本法関連のシンポジウムにライムンド井川が参加したときの感想です。
 今日(昨年の12月15日)は東大教育学部で「(教育基本法)改定に抗する大学人有志のアピール」集会に出ました。こうした集会は2度目とのことです。私自身としては、正直なところ参加が遅きに失してしまった感じです。80年代以降最近までの病理を含みながらも表向き「安定」した世の中で、私たちはある意味で「平和ぼけ」してしまっていたのかも知れません。今日の集会でも「ようやく皆さん最近おしりに火がついたのではないでしょうか」という発言がありましたが、多くの人の偽らざる本音かと思います。ただ、いま、教育基本法のみならず、確実に予想される改憲作業に向けて、大学人の連帯の運動が生じてきているのは希望が持てると思いました。私も微力ながら働いてゆきたいと思います。


 大学人の「共同アピール」ではいくつかの論点が挙げられています。@2条で道徳を法的に強制することが近代法の原則に反し、個人の内心に国家が介入することになる(この点に関しては自然法論の井立場に立つ井川は法と道徳の内的連関を認めますが、2条に関しては国民的コンセンサスを形成できていないという手続き上の瑕疵が少なくともあると思っています)。A教育への国家統制の強化B大学の自由と自治への侵害C「公=国家・政府」という精神の強要(そうではなくトランスナショナルな市民的公共性を涵養すべしという趣旨です)D社会的格差の拡大による「個の精神」の否定(社会的格差の拡大という論点は井川も特に重要に思います)E平和憲法との切断(「教育基本法改正案は自民の新憲法草案に適合している」という答弁があったとか。だ